表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

距離 2

作者:

わたし


わたしは幼い頃から何となくさほど長生きはしないと思いながら生きてきた。

何でだろう?

父と幼い頃から仲良くなかったことやさほど身体も丈夫ではなかった気がする。

10代の頃は20歳ぐらいで死ぬかな?と夜な夜な思いながら眠りについていた。

21歳で結婚して子供を授かると40歳まで生きていればいいな。ぐらいに思い始めた。

子供が成人になる頃にはと勝手に考えていた。



今は身内の誰よりも先に死にたいと思っている。

置いていかれる辛さが耐えられない。

要は弱いと言うこと。

段々年齢を重ねて強くなるどころか弱さが増してきている。


親族の誰かが病気とか聞くといたたまれない。

誰にでもいつかは死がやってくる。


いつでも誰よりも先に死にたいと言う勝手な考えは変わらない。


しかもわたしはかれこれ7年ぐらい心療内科のお世話になっている。

シングルマザーの大変さなどから軽い鬱(自分ではそう思っている。)との診断を受けて薬を服用している。

人生が辛いとかはもうない。

当時はあまり自分でも覚えていない。

ただ泣けて泣けて、じっとしていられなかったことぐらい。

今は何とかなるなかぁとかなりいい加減な考えもしたりもする。

薬はゆっくり減らしていっている。


本当に時々何か起きるとドーンと沈む。

そしてフッと浮かんできたりする。

まだ少しだけ薬と上手く付き合いながらとなりそう。


悩みなんて山ほどあるし、嫌な事も沢山ある。

でもそれはみんなあることだしなと考える。

結構いい加減なところばかりだな。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ