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REPORT of the DEAD  作者: 残念無念
2026年 4月

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航空自衛隊 作戦命令書 2026年4月21日

文書番号: 空総作第0421-OSK-01号

作成日: 2026年4月21日

作戦名: 《黒雨》

分類: 極秘・要管理


1. 状況

(1)敵情

大阪市内および周辺において、壊死性攻撃行動症候群(以下「感染症」)に起因する感染者集団が形成されている。観測結果によれば、当該集団は統制された行動様式を示し、封鎖線方向へ集結・前進する傾向が確認されている。推定規模は20万~30万体。

感染者は通常の致死性外傷を受けても活動を継続し、赤外線観測装置への反応が極めて低い、または皆無であることが確認されている。現有の地上戦力による阻止・排除は困難と判断する。


(2)我方情

陸上自衛隊および警察は封鎖線の維持に専念しているが、感染者大集団の到達が予測され、現行態勢では突破を許す可能性が高い。政府は感染拡大防止を最優先課題と位置づけ、航空戦力による即時的排除を決断した。


(3)民間状況

大阪市内には未だ相当数の一般市民が滞留していると推定される。通信途絶および現地状況の混乱により、正確な人数把握は不可能である。


2. 任務

航空自衛隊は、大阪市内に形成された感染者集団を航空攻撃により排除し、封鎖線への到達を阻止する。


3. 実施

(1)作戦構想

本作戦は航空優勢下において実施される単独航空打撃作戦である。感染者集団が特定区域に集結している間隙を捉え、強力な爆風および酸欠効果を伴う兵器を使用し、短時間で殲滅を図る。

※被害軽減措置としての事前警告放送および誘導は実施しない。これは、警告行為が感染者集団の移動を誘発し、想定外の方向への拡散を招く危険性が高いと評価されたためである。


(2)主要行動

航空自衛隊戦闘機による低~中高度侵入

指定目標区域への精密投下

短時間での離脱


(3)作戦成功条件

感染者集団の壊滅または機能的無力化

封鎖線到達の阻止


(4)付随的損害

市内滞留一般市民:推定1,000~10,000人

市街地インフラへの甚大な損害が発生する見込み

本作戦は、付随的損害を容認した上で実施される。


4. 兵站・管理

(1)作戦主体

航空自衛隊

(2)投入戦力

F-2 戦闘機 複数機

特殊航空爆弾(在日米軍提供)

(3)弾薬補給

弾薬は事前に指定基地へ搬入済み。追加補給は想定しない。


5. 指揮・通信

(1)指揮系統

作戦統制権:内閣総理大臣

作戦指揮:航空総隊司令官

(2)通信

全通信は暗号化回線を使用


6. 法的整理および責任所在

本作戦は、国家存続および感染拡大防止を目的とする非常措置として実施される。

作戦遂行に伴う結果についての最終責任は、内閣総理大臣が負う。


以上、命令する。


航空総隊司令官

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