日本中央新聞 2026年4月10日朝刊
大阪の小学校で男が乱入、児童ら襲う
2人死亡、4人心肺停止 入学式の最中に発生
【大阪】
大阪府内の市立■■小学校で9日午前、40代とみられる男が校内に侵入し、入学式に出席していた児童や保護者を無差別に襲う事件が発生した。大阪府警によると、児童2人が死亡し、教師や保護者など4人が心肺停止状態、児童を含む20人が重軽傷を負った。
事件が起きたのは9日午前9時ごろ。■■小学校ではこの日体育館で新入生の入学式が行われており、男は保護者に紛れる形で敷地内に侵入したとみられている。警備担当者や教職員は当初男が保護者であると認識していたが、挙動を不審に感じた教職員が後を追いかけて声を掛けようとしたところ、男は入学式の進行中に新入生用の体育館入退場口から侵入。教師が制止したものの男はこれを無視し、最後列付近に座っていた児童に突然襲いかかった。男は児童の首や腕に噛みつく行為を繰り返し、周囲は騒然となった。
被害に遭った児童2人は、首の付近から大量出血して救急搬送されたが、病院で死亡が確認された。男はその後も暴れ続け、制止しようとした教職員や保護者に襲いかかり、教師1人と保護者3人が重傷を負い、心肺停止状態に陥っている。
体育館内では他にも児童や保護者が転倒したり、手足を噛まれるなどして負傷し、負傷者は少なくとも20人に上るという。現場に居合わせた保護者は「最初は悪ふざけかと思ったが、男の力が異常で、大人が何人がかりでも抑えきれなかった」と話している。
通報を受けて駆け付けた大阪府警の警察官が男を取り押さえようとしたが、男は激しく抵抗。警察官は拳銃で威嚇射撃を行ったが男は暴れるのをやめず、警告の後、やむを得ず複数発を発砲した。男は胸部および頭部に被弾し、その場で死亡が確認された。
大阪府警は10日未明の会見で、「警察官の拳銃使用は、差し迫った危険を排除するためのもので、適切だった」と説明している。男の身元や動機については現在調査中で、薬物の使用や精神状態なども含めて慎重に捜査を進めているという。
この事件を受け、■■小学校は入学式を中止し、当面の間、休校とすることを決定した。また、近隣の小中学校でも安全確保のため、授業時間の短縮や集団登下校を実施する予定で、教育委員会は「児童の安全を最優先に対応する」とコメントしている。
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