WHO内部メール流出文書 2026年4月9日
※文中の氏名・地名・機関名の一部は黒塗り(■■■)となっている。
件名:■■■地域における暴力事案の疫学的調査暫定結果について(機密扱い)
送信日時:2026/04/09 18:14(UTC+2)
送信者:■■■■■■(WHO ■■■部門)
宛先:■■■■■■ / ■■■■■■
各位
先日より■■■地域にて発生している大規模暴力事案について、調査団(Team-■■■)が現地で収集した検体の解析が暫定的に終了しましたので、速報値を共有します。
なお、本メールの内容は外部流出厳禁の機密情報となります。
■ 1. 検体解析の結果について
暴動に関与していたとみられる住民 全員 の血液・組織検体から、
現時点で未分類のウイルス性病原体が検出されました。
ウイルスは暫定的に NV-α(Novel Virus-Alpha) と仮称されていますが、正式名称は未定です。
同病原体はPCRおよび電子顕微鏡観察により存在が確認されました。
特筆すべきは、死体からの検出量が生存者より有意に高かったことです。
特に脳幹部・扁桃体周辺で高いウイルス濃度が報告されています。
■ 2. 行動異常との関連(推測段階)
死亡した(または“死亡が疑われる”)個体の脳組織において、
通常のウイルス感染症では見られない壊死や炎症が確認されており、
現地医療班はこれが暴力的行動・感情消失と何らかの関連を持つ可能性があると指摘しています。
ただし、行動制御機構に作用するウイルスという確証は現時点ではありません。
■ 3. “心停止状態”に関する報告について
現地チームが拘束下にあった暴徒(感染者)を診察したところ、
一部個体において 心電図で明瞭な心拍が確認できず、
さらに末梢循環の反応も著しく低下していたことが報告されています。
しかし、測定機器の破損・環境ノイズの可能性が残されているため、
「心臓が完全に停止していた」と断定することは避けるべきです。
ただし、その“生理学的には死亡状態”とみられる個体が、通常の人間と同等の運動能力を維持していたことは、複数の隊員・医療スタッフが証言しており、記録映像も残っています。
■ 4. 痛覚消失・理性喪失について
感染者の大半は
重度の痛覚反応の欠如
危機回避行動の消失
自他識別の欠如
食欲刺激に起因するとみられる攻撃行動
などの症状を呈していました。
四肢の切断や重度外傷にも反応を示さず、
生理的限界を超える身体能力を発揮する例も確認されています。
現地医療スタッフの言葉を借りるならば、
「生きた人間というより、むしろ動き続ける死体」
という表現が最も近いとのことです。
■ 5. 暫定的な呼称(非公式)
現地の■■■族の伝承には、
“死してなお歩き続ける者” に該当する存在が古くから語られており、
Team-■■■では状況理解のため、この伝承の名称を便宜的に引用しています。
内部メモでは、
「いわゆる“ゾンビ”に近い症例ではないか」
という非公式な見解が複数上がっています。
※これは正式な医学用語ではなく、本部への報告書には含めないでください。
■ 6. 今後について
ウイルスの感染経路、潜伏期間、宿主操作の有無については引き続き調査中です。
また現地調査チームの一部とは現在連絡が取れず、状況が不明瞭となっています。
随時、追加情報が入り次第更新します。
以上
■■■■■■(WHO ■■■部門)
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