テレビ局 報道特番生中継 2026年4月23日
日時:2026年4月23日 夜
場所:東京ニューステレビ 本社報道局(生放送)
(書き起こし開始)
(報道局フロアからの中継。通常のスタジオではなく、編集デスクやモニターが並ぶ報道フロアから番組を放送している。)
アナウンサー:
「東京ニューステレビでは、現在も特別報道体制で各地の状況をお伝えしています。都内では壊死性攻撃行動症候群感染者による暴動が相次いで発生しておりますが、東京ニューステレビでは本社からの放送を継続しております。」
「この時間、北海道・福岡の各局とも回線をつないでおり、情報が入り次第お伝えします。」
(背後のモニターには各地の中継映像が映っている。)
アナウンサー:
「現在、首都圏では警察および自衛隊による治安維持活動が続いており——」
(遠くで乾いた銃声らしきものが響く。)
アナウンサー:
「……失礼しました。外で発砲音のようなものが聞こえましたが、詳細は確認中です。」
(背後でスタッフが慌ただしく動き始める。スタッフが責任者らしき男性に何事か耳打ちする。)
(再び銃声が響く。今度は先ほどよりも明瞭にマイクに捉えられる。)
アナウンサー:
「現在、建物の外で発砲音のようなものが聞こえています。警備の状況を確認しています。」
(背後でスタッフが走る。)
(別のスタッフがアナウンサーにカンペを差し出す。)
アナウンサー:
「……ただいま新しい情報が入りました。当社ビルの一階部分に、感染者と思われる集団が侵入したとの情報があります。」
(報道局内がざわつく。不安そうにスタッフたちが周囲を見回す。)
(館内放送が流れる。)
館内放送:
「館内のスタッフは速やかに避難してください。繰り返します——」
(背後でモニターが倒れる音がマイクに入る。)
アナウンサー:
「現在、当社では安全確保のため、本社からの放送を中断します。」
「この後の放送は地方局からお送りします。」
「視聴者の皆様は落ち着いて行動し、自治体および警察の指示に従ってください。」
(アナウンサーが席を立つ。)
(スタッフが急いでフロアから離れる。引っかかったパソコンや書類が床に落下する。)
館内放送:
「急いで避難してください!繰り返します、全職員は直ちに館内から避難してください!」
(無人となった報道局がテレビに映り続ける。)
(遠くで悲鳴が響く。重い衝撃音とガラスの割れる音が続く。)
館内放送:
「一階は危険です!上階の非常階段から―――」
(画面の奥の通路から複数の人影が現れる。衣服が血に染まった感染者たちが報道局に入り込む。)
(画面外から悲鳴が響く。感染者の一体がカメラに近づく。感染者の喉元は大きく抉られ、気管らしきものが突き出している。)
(喉を抉られた感染者がカメラの前を通り過ぎる。背後では他の感染者が机や椅子にぶつかりながら徘徊している。)
(突然、画面が切り替わる。)
「しばらくお待ちください」
(放送中断)
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