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REPORT of the DEAD  作者: 残念無念
2026年 3月

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11/68

PMC隊員ボディカメラ映像書き起こし/2026年3月24日 

出典:SNS「X」に投稿された映像(のち削除)。投稿者不明。日本語翻訳済み。

映像時間:約10分

撮影場所:ザハル連邦共和国 北部紛争地域

撮影者:ロシア民間軍事会社「ベルクト」隊員(氏名不明)


モランバ共和国に隣接するザハルは内戦中であり、「ベルクト」は反体制派掃討のためザハル政府から警備業務を請け負っていた。記録によればこの日「ベルクト」の隊員たちは反体制派の拠点とされる村の掃討作戦に従事していた。




【0:00〜1:10】

[映像は揺れる機内から始まる。兵員輸送ヘリMi-8《ヒップ》が窓の外に映る。隊員らはAKM自動小銃で武装し、迷彩服の肩章にはベルクト社の鷲を模した徽章。外の風切り音が轟く。]


パイロット(無線/ロシア語):

「目標地点に接近中……村から黒煙を確認。炎も上がっている。」


[カメラの外、撮影者が搭乗するMi-24《ハインド》の機体の一部が映る。撮影者はハインドの側面から大きく突き出したスタブウイングに吊り下げられたミサイルとロケット弾を見ている。]


パイロット(ハインド/無線):

「FLIR(注:熱線映像装置)で確認……炎以外に確認できる熱源はゼロだ。地上に生きている人間はいない。」



【1:10〜2:40】

[カメラが村全体を俯瞰。家屋は半焼、道路には多数の死体。動くものはカメラに映らない。]


隊長:

「着陸するぞ、備えろ」


[広場上空、旋回するヘリの影が村を横切る。広場に転がる死体がカメラに映る。隊員らの呼吸音と装備が触れる微かな音だけが聞こえる。]


隊員:

「見ろよ。死体だ、あちこちに転がってる。」


[Mi-8が村中央の広場に着陸。隊員たちが機内から展開するが何も起きない。撮影者の搭乗するMi-24は警戒のために上空を旋回している。]


無線機:

「地上はクリアだ」


[地上の安全を確認し、Mi-8と入れ違いにMi-24が着陸する。撮影者を含むベルクトの隊員たちは銃を構えて散開し、警戒を続ける。]


撮影者(息を潜めて):

「敵はどこだ?」


[隊員たちの他に動くものはカメラに映らない。広場の周囲には複数の死体が散乱している。]



【2:40〜4:00】

[撮影者が倒れた男性の死体に近づく。体は激しく損壊し、胸郭が裂け、臓器が露出。隊員の一人が嘔吐し、別の隊員が短く息を呑む音が入る。]


撮影者:

「……何があったんだ?」


[隊長が民家の捜索を命令する。隊員たちが二人一組で村の家屋の掃討を開始する。反体制派を警戒し、銃を構えた隊員たちが村の中を進んでいく。]



【4:00〜7:10】

[隊員たちは民家へ突入しては内部を確認するが生きている人間の姿は無い。銃、空薬莢、血痕はあるが、目標である反体制派兵士の姿は見えない。]


撮影者:

「国軍がやったのか?」

隊員:

「いくらあいつらが野蛮な連中だとはいえ、人間の面の皮を引っぺがすような連中だとは思わん」


[小声のやり取りが一瞬だけ交わされるが、すぐに沈黙に戻る。隊員たちは淡々と次の建物へと進む。撮影者もバディの隊員と家屋の捜索を続ける。]



【7:10〜8:30】

[撮影者が狭い民家に入る。暗い室内をカメラがゆっくり左右に振る。何かが横切る影がカメラに一瞬だけ映る。]


撮影者(ロシア語で):

「止まれ!」


[カメラが振り向く。片腕が肩から無く、喉が裂けた血まみれの女がふらつきながら撮影者へ歩いてくる。眼は焦点が合っていない。大きく裂けた喉からは器官らしきものが見える。]


撮影者:

「おい、なんだこいつ……来るな!」


[今度は現地語で制止するが女は警告を無視し接近。撮影者とバディがAKM自動小銃を発砲。複数弾を胸に受け、女は地面に倒れる。]


撮影者(荒い息):

「なんなんだ、こいつは……」

隊員:

「こんなになってるのにどうやって生きていられるってんだ?」



【8:30〜9:20】

[外から複数の銃声。怒号が無線に重なる。]

無線(隊員らの声):

「何だこいつら!?撃っても倒れねぇ!」

無線(隊員らの声):

「離れろ!ミハイ、ここから出るんだ!」

撮影者:

「おい、どうした!?何があった!?」



【9:20〜10:02】

[撮影者がバディの方を見る。先ほど銃撃で倒れた片腕の女がいつの間にか再び立ち上がっている。]

[そのまま隣の隊員の首に噛みつく。隊員の絶叫。]


撮影者:

「くそっ!!」


[カメラが激しく揺れ、撮影者が銃を構えたところで映像が途切れる。]



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