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第89話までの 主な登場人物

戦国奇聞!(せんごくキブン!) 第89話までの 主な登場人物


<城西衆>

鷹羽大輔(たかばだいすけ) (30代後半)

 私立城西学院・中等部の理科教師。

 彼の科学知識から生み出される品々は甲斐信濃の民に恩恵を(もたら)すのであるが、火薬やメタノールといった軍需物資が雪斎党のターゲットとされ 危険を呼び込む一面も。

 生徒の安全を第一に置く城西学院の教師として戦国の世で生徒たちを守る目的で、外出禁止令を出そうとした。

 …が 生徒のみならず、同僚教師からも不評でフルボッコにされた。

 “親の心、子知らず” なのであるがあれこれ口うるさいと、最近は女子生徒辺りからウザがられている様である。

 まぁ 親の心、子知らずの完全形は “親の心子知らず、子の心親知らず” で、どっちの言い分も判るよね と言うことなのであるが…

 鷹羽先生はめげずに頑張って欲しい物ではある。


古澤亮(ふるさわりょう) (30代前半)

 私立城西学院・中等部の体育教師だが、尾張、美濃では医師・亮按(りょうあん)で通していた。

 医療技術は 『てへっ…』 であるが、太鼓持ち的な腰の低さで各国のお偉方からの受けは良い。

 草薙紗綾救出の大遠征(グレートジャーニー)から戻り、コミュニケーションお化けな能力を発揮し 各種会議を円滑に回してくれている。


中畑美月(なかはたみずき) (20代半ば)

 私立城西学院・中等部の音楽教師にして真田推しの歴女。

 真田に偏った断片的歴史知識から、真田家からは神懸かった巫女として絶対的信頼を受けている。

 最近は真田への影響の良し悪しが判断基準となった発言が目立っているが、これが俗にいう真田バイアスである。 (言わねぇよ!)

 上州河越への関与、長野業正への支援も中畑の強力…強引な意見具申により実現した。


明野秀哉(あけのひでや)

 私立城西学院 生徒。

 科学好きで分析力が高く慎重な性格だったが戦国に来て、徐々に冒険する様になって来た。

 最近は性能テストと称し “運べる君” や “乗れちゃう君” に跨り各地を巡っているらしい。


坂井忠(さかいただし)

 八幡隊の旅で現地人化(若武者化)が著しい 私立城西学院 生徒。

 おじいちゃんっ子で祖父の趣味(時代劇好き)の影響か、色々と戦国雑学を覚えており火薬製造など 思わぬところで役に立っている。



<武田家と仲間たち>

武田晴信(たけだはるのぶ) (20代半ば)

 甲斐国主。 後の武田信玄。

 ゲラであるが、笑いの沸点は低い。

 今のところ中々の名君ぶりであるが古参の家臣に代る参謀を求めており、勘助や城西衆を積極的に採用している。

 笑える話を求め古澤の冒険譚を聴きに城西屋敷に顔を出したが、城西衆の生徒たちの成長を見て元服させることを提案する。


山本勘助(やまもとかんすけ) (40代前半)

 言わずと知れた 武田の軍師…ではあるが、最近は軍師的な動きはしていないな…確か。

 城西衆の元服やら真田の長野業正(ながのなりまさ)合力の根回しやら、調整役に忙しかった様だ。

 その甲斐あってか生徒たちからはお茶目な親戚の叔父さんとして見られている。


駒井政武(こまいまさたけ) (30代後半)

 城西衆の正体を知る晴信近臣 かつ 武田家を裏から支える財務官僚(テクノクラート)

 役目柄 細部(特に金銭)にうるさく、大雑把な山本勘助とは補完関係である。

 金喰い虫の城西衆には小言も多いが元服の儀では世話人を引き受けるなど 城西衆の力は認めている。

 河越攻防戦では北条と今川の企みを見抜き頭脳明晰な所を見せたが、金の掛かる援軍派遣は提案しない所は ある意味流石である。


真田幸綱(さなだゆきつな) (30代前半)

 中畑美月の推し。

 恩人長野業正の願いを叶え、妻 忍芽の仇を討つ為 河越で暗躍する雪斎党に鉄槌を下した。

 三虎の鉄砲隊から鉄砲を奪い、意気揚々と甲府に持ち込んだが 一歩先に禰津神平が堺で買い付けていたのは御愛嬌である。


相木昌朝(あいきまさとも) (20代後半)

 信濃佐久の国衆で通称、市兵衛いちべい

 長身で手足が長い、キラキラの目をした岩村田大井氏の若き宿老。

 神童と噂され幼少の頃から幸綱とは顔見知りで、幸綱をやり込める数少ない人物。


武田信繁(たけだのぶしげ) (20代前半)

 晴信の弟。

 頭脳明晰で空気も読め、部下の統率も大したもので、その上 顔も良い。

 現在は諏訪上原城の実質的城主であるが 諏訪頼重の娘、湖衣(こい)姫と婚約が発表され、諏訪の実質的領主となるのも時間の問題である。


山高親之(やまたかちかゆき) (30代半ば)

 武田信繁家臣。

 責任感の強い信繁の側近。

 清廉潔白、質実剛健な男だが、真っ直ぐがゆえ ひっかけ問題にはハマりまくる お茶目なナイスガイ。


教来石景政(きょうらいしかげまさ) (20代後半)

 諏訪と甲斐の国境辺りを領地とする武川衆。

 城西衆の兄貴分を自負し、火薬製造を任されている。

 火薬製造は晴信や勘助に頼りにされている証と思っているが、実際は悪臭、爆発事故が起こっても被害の少ない山奥の更に奥に武川領が位置しているのが選定理由である。

 あ、勿論 頼りにはされているよ♡


禰津政直(ねづまさなお) (20代半ば)

 通称、禰津神平(しんぺい)

 甲陽流忍術の家元で鷹使い。

 鉄砲を入手する為 周りから忘れられつつも堺を目指していた。

 完全に忘れ去られる前に無事凱旋が叶い、祝着至極である。


禰津里美(ねづさとみ)(10代半ば)

 禰津神平の妹…と言うことで、当たりが付くと思うが、女忍者である。

 甲陽忍びの真田衆を率い 三虎の鉄砲隊を翻弄し、上杉憲政を死地から救い出した。

 人によっては 敵前逃亡をそそのかした とも揶揄されるが、あくまでも救い出したのであり、鉄砲を拾って来たのは神様からのご褒美である。 (確信犯)


秋山十郎兵衛(あきやまじゅうべえ) (20代後半)

 表向きは横目衆(監査役)だが、実は透波の元締め。

 山本勘助とはマウントを取り合う仲である。

 膨大な情報を手際良くまとめたり、能力はあるが分析結果は ”だから何?” 的になりがち。



<美濃・木曾衆>

稲葉良通(いなば よしみち) (30代前半)

 西美濃三人衆の一人で斎藤道三の懐刀(ふところがたな)

 丸顔で太い眉、穏やかな表情だが腕っぷしも強い。

 その上医道にも関心が深く古澤(亮按)先生と意気投合している。

 独立意識の高いと言うか頑固と言うか、一徹なので通称 一鉄いってつとなった…知らんけど。


木曾義在(きそよしあり) (50代前半)

義康(よしやす) (30代前半)

 美濃と信濃の国境 木曽谷を支配する親子。

 血筋的には信濃小笠原家に近いが経済的には美濃斎藤氏との結びつきが強い。

 ”木曽の山猿” と揶揄される木曾氏であるが、農産物の増産が望めない領地で街道整備と材木輸出で国起こしを図る革新的領主。



<駿河雪斎党>

太源雪斎(たいげんせっさい) (50代前半)

 僧侶で今川義元(いまがわよしもと)の師匠にして軍師 兼 外務大臣。

 その上 異能者集団の雪斎党を操り大計を画策している。

 最近では関東管領 上杉憲政(うえすぎのりまさ)に通信教育で国主のイロハを叩きこんでいたが、これも今川の天下取りの一環であった。


藤堂三虎(とうどうみとら) (40代前半)

 本名は藤堂健一でギャンブル依存症の私立城西学院・中等部の日本史教師。

 スマッシュヒットの真珠湾攻撃の成功時暗号 ”トラトラトラ” に掛けて ”三虎” を名乗っているが、当然 誰にも伝わっていない。 

 鷹羽たちでは敵わない歴史知識を持っており時流を読んで来るだけで無く、いつの間にか百人を越す鉄砲隊を作り上げていた。

 今回は口うるさい教頭から離れ 上杉、北条などを手玉に取っている…気になっている。

 正にキ●ガイに刃物…厄介な存在である。


楯岡道順(たておかどうじゅん) (30代前半)

 伊賀の中忍。

 伊勢北畠氏や近江六角氏でも働き、実力は証明済である。

 上忍・藤林保豊(ふじばやしやすとよ)からの独立を狙い、今川の雪斎との直接契約に漕ぎつけたのだが、足元を見られこき使われているとしか見えない。

 さらに大口顧客を得る為 北条氏康や古河公方に顔を売っているが、同時にあっちこっちから恨みを買っているとも思われる…

 頑張れ個人事業主!



<甲斐周辺の人々>

上杉憲政(うえすぎのりまさ) (20代前半)

 山内上杉家15代当主。

 若くして関東管領職を継ぎ、権威の復活を掲げ坂東の平安を目指している。

 三虎の鉄砲隊に心を掴まれ道順と雪斎に(たぶら)かされ、絶体絶命の危機に見舞われる。

 が、本人は坂東のリーダーに成れたと意気揚々である。

 何度も言うけど 無敵と怖いもの知らずは似ているけど違う物だよ。


長野業正(ながのなりまさ)(50代半ば)

 上野国(こうずけのくに)箕輪(みのわ)城主で、一応 関東管領山内上杉家の家臣。

 情の深い、骨太の戦人(いくさびと)で真田幸綱の恩人。

 主君に河越城の罠に掛からぬ様 口を酸っぱくして意見したが、憲政は聞く耳持たず 死地に向かった。

 “親の心、子知らず” なのであるが…あれ この話前にもしたっけ?

 まぁ今回は息子 長野吉業(ながのよしなり)君がデビューを飾った訳だし…良しとしよう。


上杉朝定(うえすぎともさだ) (20代前半)

 扇谷上杉家の若き当主。

 一時は関東管領・山内上杉家を凌ぐ勢力を誇った扇谷上杉であったが、戦国の荒波に揉まれる。

 思えば朝定の曽祖父(ひいじいさん)である上杉定正(さだまさ)が諸悪の根源。

 自分ちの筆頭家老であり江戸城を開いた超有名人の太田道灌(おおたどうかん)を妬んで暗殺したのだから、運気も落ちるってもんであろう。

 結果 朝定は先祖の失策に呑まれるのであった…が、バカの後3代もあったんだから何とかしろよ とも思わんでもない。


北条氏康(ほうじょううじやす) (30代前半)

 下剋上の代表 伊勢新九郎=北条早雲の孫。

 後北条の初代、二代目が武略・知略に優れすぎていたので三代目は軽く見られていたが、中々どうして…の武将である。

 楯岡道順は実力を見抜き直接取引を狙っているが、古河公方は義弟を舐めていた為 勝ち馬に乗り損ねた。


足利晴氏(あしかがはるうじ) (30代後半)

 古河公方4代目。

 京都足利将軍家とも和解し、坂東の統治機関としての地位を築ける筈だった人。

 野心が強すぎて関東管領上杉家と喧嘩して北条に接近したり、北条の義弟(氏康)を軽んじて裏切ったりしている内に信用も権威も無くしていった…まぁそりゃそうだろう という人。


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