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第55話・忘れちゃいないぜ捜索隊

信玄の隠し湯 って聞いたことあるでしょ?

どれ位あると思います?

ざっと数えても20か所近くあるんですよ…

温泉好きだったんですね、御屋形様(いや…そういう事じゃ…)

ちなみに、弘法大師空海が見つけたとされる温泉も、

ざっと数えて20ちょいあるんですよ…

空海さんも温泉好きだったんですね(だから、そうじゃないでしょ!)


戦国奇聞!(せんごくキブン!) 第55話・忘れちゃいないぜ捜索隊


 さて、諏訪と伊那が一通り落ち着いた所で、駿河の坂井君に話しを戻すとする。

 おっと、出張中の古澤先生の事も忘れてはいけない。

 前々回の全体集会では古澤先生がMCして、なくてはならない存在であった事がハッキリした。

 コミュニケーションお化けで常にポジティブな古澤先生は、紛糾しそうな場には潤滑油として必須であった。

 生徒に限らず、モヤモヤした物を抱えた者は古澤先生になら、チョト愚痴れる。

 なぜなら、何でも聞いてくれて…聞いた内容は直ぐ忘れてくれるから。(これ重要)

 つまり、ガス抜きに最適であったのである。


 そんな彼等が今居るのは 駿河の国、安倍川源流の梅ヶ島である。

 標高1,000mに近い秘境、深山幽谷に湧く 由緒正しい秘湯である。

 何しろ 古墳時代の応神天皇(3世紀〜4世紀)にもその存在が知られていたというから、戦国時代でも1,200年は経とうと言うとんでもなく古い湯であった。

 更に驚くのは21世紀の現在でも、滾々(こんこん)と湧き続けて居るのである。

 泉質はアルカリ単純硫黄泉 及び ナトリウム炭酸水素塩泉と報告されている。(梅ヶ島温泉【公式サイト】より)

 別に梅ヶ島温泉に宣伝費を貰っている訳ではないのだが、手傷を負った坂井忠が快癒したのも この温泉があったからとも言える。

 傷の消毒が難しいこの時代、一旦化膿すると命取りとなる事も多いのである。

 坂井の場合は幸いにも 救命救急の心得がある古澤先生が傷口を石鹸で消毒し手早く縫合した事、金創(刀傷)に効くと評判の梅ヶ島温泉で湯治した事で、ほぼ完治していた。

 この件が切っ掛けとなり、創傷や外傷に効能のある温泉として 信玄の隠し湯となった梅ヶ島は、その後 徳川家康、徳川秀忠も湯治に訪れ、幕末から明治にかけては清水次郎長、乃木希典もこの湯に漬かり、第二次世界大戦時には帝国陸軍の保養施設となり 現在に至るのだが…それは別の話しであった。


 話しを坂井忠とその周辺に戻すと、坂井と共に梅ヶ島に残った禰津神平(ねずしんぺい)と望月源三郎は探索活動を続けていた。

 まぁ正しくは、坂井忠と真田幸綱(さなだゆきつな)が敵方から捜索されていたのであるが…

 甲斐の城西衆が駿河で草薙紗綾を追っている事は、雪斎党に感づかれていた。

 あれだけ派手な施菓子会(せがしえ)を開いて、紗綾の事を聞きまくっているのだから、当然である。

 秘在寺で坂井と幸綱が立ち回りを演じたのは計算外であったが、火矢で寺を焼いたのは(幸綱たちを助ける為とは言え)目立ち過ぎたかもしれない…と思う神平であった。

 まぁこっちは紗綾の剣舞とか色々と見てしまったし、秘密基地(秘在寺)を火矢で燃やしてしまったし、無かった事にはして呉れないよなぁ…相手は伊賀者だしなぁ。

 と、そこ迄見越し、幸綱と美月を甲斐に逃がしたのだ。

 が、坂井が動かせぬ以上 見つかるのは時間の問題だが… このまま、隠れ続けるつもりも無く 連絡用の鳩を飛ばす神平であった。


―――――――――

 甲斐 城西屋敷、応接室である。

 禰津神平からの伝書鳩通信を携え、真田幸綱と海野十座(うんのじゅうざ)が来ているのだ。

 対応メンバーは鷹羽と山本勘助、ずっとソワソワが止まらない中畑美月、それにテクノクラート・駒井政武(こまいまさたけ)である。

 駒井は 城西衆だけで対策を練ると、また とんでもない経費を掛ける恐れがあると、無理やりの参加であった。

 挨拶も匇々(そこそこ)に、十座が数通の通信文をテーブルに広げた。

 参加者が文面を覗き込むが、文字が小さいのと 所々文字数節約の暗号が混じり、良く判らない文書となっていた。

 早速 幸綱がかいつまんで報告を始めた。


「あぁ 気掛かりであろう 忠の様態じゃが…傷はすっかり塞がり、木刀が振れる位に力が付いた様じゃ。

禰々(ねね)様の件もあり、毒を心配したが まずは一安心となった。

次に紗綾殿の行方じゃが…秘在寺がすっかり燃えて仕舞って(しもうて)、手掛かり無しじゃ」


 駒井がチラッと幸綱を見、一言添える。


「今川家からは 武田に雇われた野盗に焼き討ちされた…と、苦情を言われたそうじゃ」

「あぁ?野盗? それは言い掛りじゃ…儂等真田一党を野盗とは、随分な言い掛りじゃ!」


 駒井が再度幸綱を見、一言


「怒るのはそこで良いのか?」

「うむ、野盗とは失礼な。…盗み見はしたやもしれんが、米一粒も盗みなどしておらぬぞ!

あ、豆一鞘は持って来たか…

まぁ、寺が燃えたは不幸な成り行きであろう」


 動じる気配も無く報告を続ける幸綱を、うっとりと眺めながら美月が賛同する。


「幸綱様の仰る通り! 向こうは少女誘拐犯なんですからね、燃やされたって文句を言う筋合いじゃ無いです!」


 幸綱と美月を見ながら、駒井がため息をつき 呟いた。


「左様だな…したが、紗綾殿を追う手掛かりは無しか…」

「うむ、秘在寺で見た物は…見事に剣舞を舞う紗綾殿と、それを守る伊賀者…あとは、野良豆(のらまめ)じゃな…」

「のらまめ?」


 幸綱の言葉に鷹羽が問い、美月が答えた。


「エンドウ豆のこちらの呼び方です。

お供え物だったらしいんですけど、紗綾ちゃんから投げつけられたって…

鞘付きだったから “さやえんどう” でしたね…って、思い出した。

それを見て坂井君が 紗綾は終わり だって落ち込んじゃって、全員でそんな事無いよ!盛上げて 大変だったんですから…

それで熱出ちゃって」


 サラッと情報量の多い話しをされたが、 “えんどう→END→終わり” の流れを知らない勘助と駒井には意味不明であった。

 が、問い返す前に幸綱が話題を変え、話しは流れて行った。


「次に津渡野(つどの)を探った者の報告じゃ。

あそこでは四尺ほどの金剛杖の様な物を作っておると…何であろうな」

「4尺って…1.2m位か? それってこんなヤツですかね?」


 鷹羽が用意していた資料図 『鉄砲とは何か!?』 を広げ、幸綱に確認する…が


「いやぁ儂は見て居らぬで何とも…

この絵図を向こうに送り、確認させるで良いか?

…で、この鉄砲とは 何じゃ?」

「あぁそれはですね…」


 鷹羽が解説を始めたが、長くなるので端折る。

 鉄砲とは何かを知りたい方は前話を参照いただきたい。

 幸綱は鷹羽から春日受け売りの、判りづらい解説を聞いたのたが、あっさりと受け止め


「成程のぉ、それは厄介な武具となりそうじゃ。

…したがその鉄砲とやらは、雷玉の様な大きな音がするのじゃろ?

あんな音がすれば、津渡野辺りで噂が立つ筈じゃが…その様な話しが聞こえて来ぬが不思議じゃな。

造って居るのは本当に鉄砲かのう?」


 現物確認が出来ていないので、そう言われると唸るしかないのであるが、状況証拠から鷹羽が断言する。


「多分ですが、火薬不足で試し撃ちも出来ないのでしょう。

幸綱さんには話していませんでしたが、教頭たちからは事ある毎に 火薬に作り方を教えろと 催促されているんです」

「ほぉ、確か雪斎党は城西衆と同じ国の者であったの?」

「…そうですが、何か…」


 先日は雪斎党に鉄砲が作れて、鷹羽には作れないのか と言われたので、鷹羽は内心 構えて相槌した。


「鷹羽殿には作れて、雪斎党には作れぬ物が有るのじゃな!…いや、大した物じゃ 愉快愉快」

「え?いやぁそれほどでも…」


 同じ話しでも喋る順番や相手に依って受け取られ方が変る事が間々(まま)ある。

 幸綱に素直に感心され、チョット救われた思いで鷹羽はニコニコしだした。

 それにつられた様に、幸綱もニコニコしながら 続きを報告する。


「津渡野の続きじゃが、他にも色々と(こしら)えて居るようじゃな…

奇妙な形の太刀に…鏡。 

太刀と言えば紗綾殿が剣舞で振っておったのも、光り輝く見事な太刀であったが…

鏡と太刀…何処(どこ)ぞに奉納でもするのかの? ははは」


 髭を擦りながら話を聞いていた勘助が軽口を挟んだ。


「草薙紗綾の太刀ならば、差し当り草薙剣(くさなぎのつるぎ)じゃな」

「ははは、天叢雲剣! …ならば鏡は八咫鏡ですかな?…」


 美月の隣で幸綱と勘助の話しを聞いていた十座が美月の袖を引き、小声で訊ねた。


「あまのむら…やた…何の呪文じゃ?」

「え?三種の神器よ。…十座知らないの?」


 首を傾げる十座に駒井がゆっくりと解説を始めた。


草薙剣(くさなぎのつるぎ) 正しくは天叢雲剣あめのむらくものつるぎ八咫鏡(やたのかがみ)、それに八尺瓊勾玉(やさかにのまがたま)が 三種の神器と呼ばれる宝物(ほうもつ)じゃ。

この三つを持つ者がこの日本(ひのもと)()べる力を持つと言われて居る。

…つまり、(みかど)(あかし)じゃな」


 解説を聞いた十座はビックリした様な顔をして 駒井に訊ねた。


「そんなモンがあるのか? あ?ならば雪斎はそいつを作らせ、帝になる気か?」

「否、三種の神器は神代より受け継がれた霊験灼(れいげんあらた)かな物ゆえ、作るなど以の外(もってのほか)じゃ。

それにの、三種の神器は簡単に盗まれぬ様、別々の所…八尺瓊勾玉(まがたま)は京の御所、八咫鏡(かがみ)は伊勢の国、伊勢神宮、天叢雲剣(たち)は尾張の国、熱田神宮に奉じて居る。密かに揃えるなど無理な話じゃ」

「ふーん…どこにあろうとこの十座なら盗れるぞ!」


 と、突然 鷹羽が大声を上げた。


「おわりのくに? 尾張…紗綾END…紗綾尾張。 そうだ、これだ!

中畑、豆は草薙のメッセージだ! えんどうは尾張だ! 勘助さん直ぐに尾張に迎えに向かいます!」


 いきなりの大声に全員固まったが、いち早く解凍した勘助が応じた。


「何の話じゃ大輔? 落ち着いて説明せい!」

「だから、えんどうはENDなんですって! あ、エンドはですね…」


 鷹羽から “えんどう→END→終わり→尾張” と言う説明を行ったのだが、独り興奮した説明は判りづらく、十座や勘助などから適宜ツッコミもあり、3回ほど行きつ戻りつし、やっと “ダジャレじゃん!” と理解を得たのであった。

 意味が判ったとは言え、それだけで草薙紗綾が尾張に向かったと納得できるものでは無い。

 鷹羽は額を指で叩きながら皆に言った。


「決め手に欠けると言うのは判ります。

でも豆は 絶対、坂井に出したヒントだと思うんです!

…あれ?でも 何で尾張なんだろ?

自分で言っといて何ですが、今川と尾張って何かあるんですか?」


 鷹羽の問いに勘助が答える。


「今川は三河を巡って、尾張の織田と争って(あらそうて)居る最中じゃ。

尾張守護代の織田信秀(おだのぶひで)は中々の戦上手でな。 先年 三河岡崎で雪斎が破られて居る。

今川は河東でも北条と睨み合って(にらみおうて)いるからの…

東西で小競り合いでが続いて居るで、尾張勢を押し返したい所であろうが手を出せぬ…と、こんな所であろうか」

「なるほど、二方面で戦っているから 織田と正面からぶつかる余力は無いんですね…」


 勘助と鷹羽のやり取りを聞きながら、駒井が考えをまとめる様に呟いた。


「勘助殿の言葉を聞くうちに、鷹羽殿の説が腹に落ち申したぞ。

草薙剣が奉納されて居る熱田神宮は、信秀の本拠 古渡城(ふるわたりじょう)に近い。一里も無い程じゃ。

信秀を(おび)き出すには、熱田神宮はお誂え向きで御座る。

その熱田神宮に草薙の巫女を送り込み、何かを仕掛けると言うのは、大いに考えられそうな気がして参った」


 駒井の言葉に幸綱も反応した。


「織田家を手に掛ける気と見れば、紗綾殿の周りを固めて居るのが伊賀者であるのも、頷け申す…

先の諏訪で禰々様を襲った姑息な者共も伊賀者で御座った」


 駒井と幸綱の挙げた状況証拠で、皆 納得し出した様である。

 美月も眉間に皺を寄せながら鷹羽にそっと近づき、耳元に呟いた。


「今川は織田にやられてますから…藤堂先生なら先手打つんじゃないでしょうか」

「…そうか、逆桶狭間か!」

「わ、声が大きい」


 思わず鷹羽が歴史の種明かしを叫んでしまった。

 耳聡く聞きつけた勘助が


「何じゃ? どこぞの地名か?」


 美月が鷹羽に猿臂(えんぴ)(肘うち)を打ち込みながら


「なんでもありませ~ん。忘れて下さ~い。

鷹羽先生はたま~に こうなるんで~す」


 美月はこれ以上ツッコミを入れられる前に勘助に進言した。


「勘助さん、直ぐに尾張に迎えを出して下さい!そして紗綾ちゃんを取り戻して!」

「おお、承知じゃ!

…じゃが我は動けぬし、幸綱殿もそうそう 付き合って(つきおうて)も居られぬじゃろうし、如何した物か」


 勘助の目が思案している駒井に止まる


「今川と織田が潰し合った(おうて)呉れるなら、放っておっても良い気もするが…」


 幸綱と十座も頷くのを見た鷹羽が猛然と


「駒井さんともあろう人が…

こっちを巻き込むな!って事ですよ。 ちょっと考えて見て下さい。

雪斎党が何を企んでいるかは判りませんが、良からぬ事にうちの草薙が係わったとしたら…

草薙紗綾の命が危険に晒される かもしれないし、武田が手を下したとされる かもしれないんですよ。

何かを起こされる前に取り戻すのがリスク対策として重要なんです!」


 キマッタ!の顔で廻りを見た鷹羽であったが、決め台詞(せりふ)として使用した “リスク対策” の意味が伝わらず、今一不発であった。

 まぁ ニュアンスは伝わった様で幸綱が頷きながら


「確かに、駿河のあちこちで紗綾殿を捜し回ったからの…

織田信秀を討った中に紗綾殿が居れば、武田が糸を引いたと思われるであろうの。

今川と織田の潰し合いでは無く(のう)て、織田と武田の諍いとなるな…」


 駒井が唸りながら口を開いた


「事は城西衆の女生徒一人の話しでは無くなってきたの…

我が甲斐は今は信濃で手一杯じゃ。巻き込れては堪ったものでは無い。

…ちと思いついたのじゃが、火薬の製造法を渡すと申さば、紗綾殿を取り戻せぬかの?」


 物事には多種多様なアプローチがある。

 お互いが欲しい物を交換する事で平和的に解決する…非常にWinWin な解決策と見える案であるが、勘助と美月が拒否した。

 まず勘助の反対理由である。


「今川が火薬製法を欲しがるは、今川の覇権を成就する為である。

今回、争いを避けたとしても時を置かず(いくさ)を仕掛けるであろうし、その時は止めようも無い力を与える事となる。

(いくさ)を収めようと努力している我が甲斐が、(いくさ)(たぎ)らせる道具を与えるのは、墓穴を掘る行為に他ならなぬ。 ゆえに論外!」


 非常に説得力のある説である。

 続いて美月の主張。


「だって相手はあの教頭先生なんだから、陰険なんですよ!信用しちゃダメ。

それにギャンブル好きでアニオタの藤堂先生は絶対、織田への攻撃は止めないと思う。 賭けてもイイ!」


 いつの間にか教頭たちがキャラ変している様な気もするが、強烈なプロファイルが開示された。

 理屈は判らんが、これはこれで説得力はある。

 美月と勘助、右脳左脳 両方に訴えかける、理路整然とエモーショナルな反対意見に、駒井案は廃案となった。

 と、言う事で方針は決まった。 勘助が具体策をまとめ出す。


「何としても大事(おおごと)となる前に、草薙紗綾を連れ帰りたいが、腕尽(うでず)くで取り戻す事となりそうじゃの。

剛の者が必要じゃが…今居る者では少々危ういかの」


 勘助と目が合った駒井が軽く頷きながら


「梅ヶ島の真田衆は引き続き、事に当たっていただけると考えて良いか?」


 幸綱が力強く頷く。

 駒井が言葉を続け


「武田家としても捨て置けぬ事案と承知した。

儂から御屋形様に上申する。

即刻、腕の立つ者を選抜し、梅ヶ島に向かわせよう。

禰津神平とやらに指揮を執る様、御屋形様より下知いただく。 これで良いか?」


 駒井が周囲の者を見ると、皆 口を引き締め頷いた。

 一人 十座が何か考え込む様な表情で駒井に


「尾張に行くのか?尾張は行ったことが無いが、美味いもんはあるのか?

あるならば我も行かせてくれ!」


 室内に笑いが零れた。

 紗綾捜索隊の活動が再開である。

 とは言え、今川の陣容も判らず…不安しかないが、新メンバーはグレードアップだ。

 次回からの新展開、乞うご期待。(いいのか? そんな事言って…ハードル上げたぞ)


第55話・忘れちゃいないぜ捜索隊 完


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