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『よくこの世界へ参られた。さあ、貴殿の名前、容姿を決められよ』

という、テロップが眼前に突然ピョコンと現れた。

最近のゲームは大抵「名前」や「容姿」を決めることが義務であるかのようで、一々決めるのが面倒なので私はどのゲームでも名前と容姿は同じにしている。

「えっと~~~名前は【リンデル】で、容姿は~、髪は水色のボブで目は金色。身体はもちろんボンキュッボン!よね!後は、実物の雰囲気を誤魔化したような感じにして、終わり!あ、年齢は実年齢に設定っと!若い子に会っても話が合わないもんね~。同年代だけとお話しできるように~~~と」

『容姿が決定したのだな。では、ジョブを決め、始まりの武器を選択されよ』

私の目の前には一冊の分厚い本がピョコンと現れ、それがペラペラと捲られていき、気になったジョブの決定ボタンをポチッとな。

『暗殺者-アサシン-に決められたのだな。では、次は武器だ。選択後その武器の属性も選ばれよ』

今度は私の周りに様々な武器が展開されていく。

剣、大鎌、杖、槍、短剣、双剣、日本刀、小銃、ライフル、盾、弓。

初期設定では、この中から選び、ゲームを進めていくことで所持できる武器や種類が増えるようだ。

私の身体能力なら存分に扱えるであろう『双剣』を選び、属性はアサシンらしく『闇』を選んだ。

このゲーム世界には、属性が「地→水→火→風」及び「闇↔光」が存在する。まあ、どのゲームも似たような物だ。

選んだなら最後!ゲームを開始!かと思いきや、

『最初に一つだけスキルを与える。選択されよ』

ん?スキル?最初っから貰えるの?

ふ~~ん。


レイジ・・・・・攻撃力UP、ガード・・・・・防御力UP、ヒール・・・・・HP回復、クリア・・・・・弱体化除去などどのゲームでもありそうなスキルの中から気になったのが、

スティール・・・・・盗む、ロック・・・・・保護するの二つだ。


「攻撃力などはゲームを進めていく中でどうとでもなるか。ゲームインした時に武器など盗まれたら、ゲームを進めるのもできなくなるな~。ということで、『ロック』を選択っと!ふんふん、スキルは最大4段階まで解放できるのね。これはプレイヤーの腕次第ってかね~~~」

『最後にギルドに入るか、入らず自分のギルドを持つか決められよ。さすれば、この国の住民となれるであろう』

ん??????ギルド??

私自身ソロプレイヤーでイベントを進めていきたい。だって、めんどいでしょう?知らないプレイヤーと関わるなんて。ましてや、こんな「休み中引きこもりおばさん」が若い子達との会話なんて弾むわけがないじゃないかぁぁぁぁぁぁぁ!!!

ということで、自分でギルドを発足。

その名も前述の通り、超痛い名前の「ピュア☆・キュア☆・フレッシュハート♡」だ!誰の目にも留まらない、一人でひっそりとゲームを楽しむためのバリヤ名。こんな恥ずかしい名前のところに誰が入りたがろう?否!私だって嫌だ・・・・・・・・・・・・・。

だが、これでソロプレイヤーとして楽しめるはず!

では、いざ行かん!私の桃源郷、ゲームライフへ!!!!!


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