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聴けなくなった着うた

作者: 櫻月そら


エッセイ『繋がるかもしれない携帯電話番号』に繋がる詩です。



大好きな曲だった


だから、大好きなあの人だけの着うたにした


あの人からの着信だと、すぐにわかるように




あの人がいなくなった


あの曲も


いつの間にか生活の中から消えていた



聴かないのか


聴けなくなったのか


その両方か




時が流れた


ときどき、ほんの少しだけ


あの曲を聴くようになった


ほんとうに少しだけ


やっぱり大好きな曲だから




あの人がいなくなった


同じ月、同じ日がもうすぐやってくる


月日は同じなのに


年だけが、毎年進んでる




きっと、また


しばらくあの曲は聴かない



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― 新着の感想 ―
[良い点] 着うた懐かしいですね。 今スマホでも設定できるけどしてる人あんまりいませんよね。(私は朝のアラーム用にネタ曲を一つだけ設定してます) 大好きだった人との思い出の曲、切ない感じがとても良か…
[良い点] すごく切ないです〜。 好きだった人と結びつけちゃう曲ってありますよね。 よく口ずさんでたとか、ドライブで聞いてたとか。 素敵な詩をありがとうございました。
2022/01/02 23:49 退会済み
管理
[一言] 大晦日に投稿した自作と勝手に関連付けて読んでしまいました。本来の意味付けと違った解釈なのだろうと分かっていますが、しんみりとしました。 年単位で過ぎていても残っている感情があるのでしょうね。…
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