幕間……視点整理
便宜上97話ですが、ストーリー進行はありません。よって、<楽園編29話>、というわけではありません。
現況整理のための回です。
長編ミステリなどで挟む、「状況整理回」のようなつもりです。
基本は、肉付け前のプロットに、感情を短文にして加えてます。
あった方が把握しやすいかなと、実験として加えてみました。
説明重点なので、文章も装飾を排してます。
【視点情報整理の補足】
これは、<楽園編>における、登場人物ごとの視点に立脚した個別情報を整理したものです。
<楽園編>は視点移動が多い形式で書いているので、情報が散らばる傾向にあります。ので、このような項目を設けてみました。
基本的に蛇足なので、必要ないと推測した場合、次は行いません。
あくまでも【補足】です。
*今回の視点は大嶋剛司と御祝七瀬の2者についてです。
(他のキャラはまだ不透明な情報が多すぎるので)
・大嶋剛司の視点。
➀“Scooting Meed!(報酬へ駆け出せ)”というソーシャルゲームの、“Twilit Crash!(黄昏を壊せ)”という限定ガチャで、WRレア リーノ・カラスをゲットした。
(初出:楽園編2話、3話)
リーノ・カラス……10、11歳に見える少女。褐色の肌で、黒い髪をサイドポニーテールにしている。毛皮のような生地の、黒いワンピースを着ている。
(初出:楽園編3話)
剛司考:ラッキー!
②リーノ・カラスから、<死刑囚の姿見>という魔法を教えてもらう。
(初出:楽園編4話)
<死刑囚の姿見>……10分間、影を踏んだ他人になりすますことができる。身体能力等は変わらない。謎のゲージをためる必要がある。
(初出:楽園編4話)
剛司考:あんまり使い道がない……。
③リーノに乗せられ、<死刑囚の姿見>を使って正義の味方を気取る。(例・不良を傘で殴る。酔っ払いを殴る。基本は軽犯罪)
(初出:楽園編12話、16話)
剛司考:いい気分だ!
④憧れていた生徒会長の伊勢乃木貴美に③(酔っ払い殴打)を目撃していたことを告げられる。
*ここで御祝七瀬と接点が発生(七瀬視点Ⓓ)
(初出:楽園編19話)
剛司考:マジヤバい! マジヤバい!
⑤リーノの名前当てクイズを経て、ランク:ネオファイトから、ランク:ヴィクティムにチェンジ。新たに取得した魔法は<断頭台の籠手>。
(初出:楽園編22話、23話)
リーノの名前当てクイズ……「リーノ・カラスと、クーだ!」
(初出:楽園編22話)
<断頭台の籠手>……対象者1人の首を刎ねる。大嶋剛司はまだ未使用。
(初出:楽園編23話)
ランク:ネオファイト……検閲
(初出:楽園編22話)
ランク:ヴィクティム……検閲
(初出:楽園編22話)
剛司考:コレでどうにかしないと……!
↑
イマココ!
・御祝七瀬の視点
Ⓐ魔法を持ち越した者たちが複数いるらしい。(ただし、明確な根拠はない)
(初出:魔女たちの楽園)
七瀬考:見つけたとして、どうしようか?
Ⓑ生徒会業務に慣れ、生徒会長伊勢乃木貴美と知り合いになる。
(初出:楽園編5話)
七瀬考:すごい頼りがいのある人だな。ちょっと鋭すぎるけど。
Ⓒ神から、黒い手紙が届く。
(初出:楽園編17話)
文面・「模造魔女たちが目覚める。白と赤に助力を」
(初出:楽園編18話)
七瀬考:頼るつもりなし! っていうか、どっちも今いないよ! 会いたいけど!
Ⓓ伊勢乃木貴美を通して、大嶋剛司が魔法所持者らしいことを掴む。
(大嶋剛司視点④参照)
(初出:楽園編20話)
*ここで大嶋剛司と接点が発生(大嶋剛司視点④)
(初出:楽園編19話)
七瀬考:こいつ、会長を殺しかねない。やっと接点掴んだ!
Ⓔ伊勢乃木貴美、半協力者に(5月1日に関わっていない)。<死刑囚の姿見>の概要を把握。貴美命名“カメレオン”。
(初出:楽園編21話)
・伊勢乃木貴美概要……「フクヌシユウガ」という名に興味を持つ(記憶はない)。5月1日の情報なし。七瀬を「興味深い人間」と認識。
(初出:楽園編5話、6話、20話、21話、24話)
魔法に対する認識:不思議な力
(初出:楽園編21話)
七瀬に対するスタンス:「鍛えてやる!」
(初出:楽園編21話)
七瀬考:ユウガのこと知りたがってるし、どこまで話したものやら。
↑
イマココ!
・両者の視点比較
*大嶋剛司にとって、リーノは「不思議だが大切な存在」
(初出:楽園編3話、4話、11話、12話、16話)
*大嶋剛司にとって、<死刑囚の姿見>は「不思議な遊び道具」
(初出:楽園編4話、16話)
*大嶋剛司にとって、御祝七瀬は単なる「生徒会の一員」
(初出:楽園編19話)
*大嶋剛司視点では、他に同様の仲間がいるか、という情報を知る位置にない。
*御祝七瀬にとって、大嶋剛司は「魔法を持ち越したもの」
(根拠・魔法名“カメレオン”を貴美が目撃したから)
(初出:楽園編21話)
*御祝七瀬にとって、大嶋剛司は「5月1日を乗り越えた者」
(根拠・「魔法を持ち越したもの」だから→齟齬)
(初出:楽園編21話)
*御祝七瀬にとって、大嶋剛司は「仲間がいるかもしれない」
(根拠・御祝優雅弁「いっぱいいる」、神の手紙「模造魔女“たち”」)
(初出:魔女たちの楽園、楽園編18話、21話)
*御祝七瀬にとって、大嶋剛司は「伊勢乃木貴美に危害を及ぼすかもしれない」
(根拠・七瀬視点Ⓔ)
(初出:楽園編19話)
*両者は立ち位置の関係で、いろいろ理解できていなかったり勘違いしている項目があります。
*特に、大嶋剛司サイドは、リーノ・カラスによる迂遠な妨害(正義の活動や、自分に興味を向けさせることにより、半洗脳状態にある)があり、外部の情報が手に入る機会が極端に制限されています。
*大嶋剛司がこの状態を打破するためには、リーノ・カラスの「決定的な悪意」を知らなければなりません。
*一方、御祝七瀬は、全ての思考・行動の論拠として、5月1日が土台となっています。
*神から半ば強制? の手紙が届いたとはいえ、本人は受動的です。=魔法所持者を見つけたところで、妨害するか見逃すか立ち位置が不透明。
(論拠・戦う力がないこと、妹を巻き込むかもしれないこと)
実験段階なので、まだまだ手探りに段階です。気になるところはどんなことでもご意見・ご指摘いただけたら幸いです。(批判も歓迎)
抗議をいただかない限りは今後も挟むつもりです。読みにくい、理解しにくい場所は修正してくと思います。




