幕間……登場人物評
勢いで書いてみました。
読まなくても本編には問題ありません。
幕間……読まなくても全く本編に支障のない人物紹介
①御祝七瀬
家族構成
・父親は御祝一三二
……システムエンジニア・社畜。即実行即後悔がモットー。
・母親は御祝五六八
……看護師。やや根に持つ性格。婦長になりたのだが、人望がないので認めてもらえない。
⇒七が抜けているじゃないか! という理由で七瀬と命名された。
・一人っ子。
両親は、もう1人子どもを欲しがっていた。命名候補は男の子なら四四雄、女の
子なら四四乃。
傾向
・そこそこ慎重な性格。
・偉人の言を持ち出して自己正当化しようとする癖がある。
が、実際言われる側はただめんどくさいだけなので、あまり成功してはいない。
外部評価
・中学高校通してあだ名は「七割の男」。成績が悪いわけではないが、意欲が七割しか持続しないので、成績は能力分より低く評価されている。
・ほどほどに頑張り、ほどほどに役立つ男。総じて、「器用貧乏」。
・クラスの行事等ではもっと頑張るが、クラスメイトからは「いつも頑張ってくれればいいのに」と却って評判を落とす結果になったりする。
・悪目立ちするタイプではないので、敵らしい敵を作らないのが強み。よってクラスへの影響力はほとんどない(本人がない方が気楽だと思っている)。
・フェレスの言に拠れば、“魔法売ります!”の有資格者。
②福主優雅
家族構成
・父親は福主剛毅
……仕事は手広くやっている。名前に反して繊細。
・母親は福主可憐
……専業主婦。年齢的に自分の名前が気になってきている。
⇒優雅な子になって欲しい、という親の願いはあまり叶えられていない。
・一人っ子
縁戚しかいない。
傾向
・理屈に先立って体が動く行動派。
・人を動かす前に自分が動くので、求心力が強い。
・一部苦手科目を除いて、成績は優秀。
外部評価
・中学高校通してあだ名は「名前負け」。名前に反して優雅さが足りないことを揶揄して七瀬が命名した。
・学校の先生からは受けがいい。「なんでも進んでやってくれる、手のかからない生徒」
・悪ぶりたい、又はヌルめに生きたい一部の生徒からは嫌われている。
・生徒会所属。生徒会長を推薦されたが、「1年生だから」という理由で断った。
③フェレス
家族構成
・不明。
傾向
・“魔法売ります!”で派遣されてきた素性不明の少女。
・自称「特別な使い魔」
・服、靴、装飾品に至るまで白尽くめ。
・外見相応の幼い言動をするときもあれば、思慮を巡らすような言動をすることもある。
・契約者に秘密裏に行動していることが多い。
・「喧嘩屋」という使い魔を七瀬に移譲した。
外部評価
・御祝七瀬にとっては「(文字通り)手のかかる妹」、「トラブルメーカー」
・福主優雅にとっては「得体のしれない女」
④樋口啓二
家族構成
・父親は樋口章啓
……一級建築士。たまにエリート意識が見え隠れする。
・母親は樋口恵以子
……自称お弁当アドバイザー。収入はなし。
・長男は樋口啓
……進学高校の3年生。成績優秀。
傾向
・陰気で根に持つ性格。
・責任を他人のせいにする。
・成績は中の下。悪い点を取ると、「習ってないところが出た」等のクレームをつけることが多い。似たような苦情をつけて、塾を9回も変わっている。
・授業中に突然立ち上がったり、叫んだりする(病気が原因の行動ではない)。
外部評価
・両親は子育てに失敗したと認めたくないので、他人の責任にする=モンスターペアレントになった。性格の根底はやっぱり親子。
・クラスメイトは、何をしても関わらないようにしている(善意でも、クレームをつけてくるから)。
・フェレスの言に拠れば、“魔法売ります!”の有資格者。
話が進んだら幕間②をやるかもしれません。




