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マグロ「流れ続けてそろそろ3時間か……このままじゃ……」

マグロ「そろそろこのレーンを流れ始めて3時間」


マグロ「あのハマチとかいう寿司も、いつの間にか無邪気な子供に食われちまった……」


マグロ「このまま誰にも食べられなければ俺はどうなってしまうんだ……」


マグロ「一生このレールの上を流れ続けるのか……? そんなの嫌だ……!」プルプル


マグロ……! 恐怖……! 圧倒的恐怖……!


そのまぶたの裏に映るのは走馬灯……ッ! 刺し身なのに……!

思い出す場所は広大な海で泳いだ記憶……!

思い出す人はもちろん……彼ッ……!


マグロ「先輩……俺はこのままじゃ……このままじゃ……」


???「安心しな! 回転寿司っていうのは長い間レールに流れ続けている寿司は勝手に廃棄されるようになっているのさ!」


マグロ「!?」


マグロは振り返る。自分のレールの後方にいる、聞き覚えのある声をする寿司の方へ。

温かみを感じる、その寿司の方を、マグロは振り返る。


思わず涙ぐみながら、それでもマグロは彼の名を呼ぶ。


マグロ「マグロ先輩!!!」


マグロ先輩「久し振りだな! 元気にやってたか!」


そこに居たのは刺し身でも変わらない、頼りになる男の姿だった。

ようやく再開ですね!!!

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