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なにがどうしてこうなったっ?!


  俺は、雪羅 冬輝 18才だ。5年前の13才の夏、つまり中1の夏に異世界とやらの女神様たちに召喚された。

  最初は戸惑ったが元の世界で、アニメやライトノベルが好きだったのが幸いしてすぐに順応できた。

  それから5年間旅をし、無事に魔王とやらを倒し元の世界に帰るところなのだ。

  もう既に別れも済み、7人<統治・戦い・知識・天候・豊作・決断・鍛冶>の女神様たちから離れ、知識を司る女神が描いた大きな魔方陣の中に立った時。

  いきなり、鍛冶を司る銀色の瞳と髪を持った女神<メイカー>が現れた。

  ( なにか伝え忘れたこともあるのだろうか?)

  俺が不思議がっていると

 

「ああ、本当に帰っちゃうのね。あなたのことが好きだったのに‥」


  とても悲しそうにそう言った。

  これには、俺も含め周りの女神様たちも驚いた。

  女神様たちをまとめる 統治を司る女神が


「ち、ちょっと貴女女神なのになにーー」


「‥でも大丈夫、あなたがわたしの物になればいいのだもの。」


  言い終わる前に、とても嬉しそうにそう言った。


「はい?」


  俺はあまりにいきなりで意味がわからかった。

  そんな俺を落ち着かせるように<メイカー>は、言う。


「心配しないでわたしが鍛えるのよ、必ず良い剣になるわ。」


  そして、呆然とした俺に美しい金槌が振り落とされる。

  「ゴッ」という鈍い音と共に目の前が真っ暗になった。

  (なにがどうしてこうなったっ?!)


  俺は鈍い痛みで目を醒ます。


「うぅ、ここは何処だ?」


  周りを見渡すとそこは薄暗い洞窟の中だった。幸いあちらこちらに光を出す鉱石があるので光源には困らない。

  周りに危険が無いことを確認する。


「危険どころか、むしろ神聖な感じがする。」


  (不思議な感じだ。)

 次に自分の体を確認し、あることに驚く


「は?・・・、はい~~っ?!」


  あまりのことに言葉を失い、次の瞬間に大声が洞窟内に響いた。

 

「ど、どういうことだ?!」


  俺の体が明らかな人のそれとは違った、もう一度見てみるが何度見ても‥剣だった。‥剣だった。大事な事なので二度言った。

  剣の姿でも魔法が使えそうなので、飛ぶ事も可能だが岩に半分以上刺さって抜けん。

  改めて自分の姿を見てみると蒼い鞘に収まった持ち手から刃まで黒一色の片手剣だ。形もシンプルで俺の好みだ。


  「ん~、どうしよう。」


  ( 頭を抱えたい、腕など無いけどな!)

  どうすれば良いか思い付かない、まあ、この姿になった理由は分かるんだげどな。

  ようはあれだろ、


『心配しないで、わたしが鍛えるのよ、必ず良い剣になるわ。』


  つまり、鍛冶を司る女神様のお力使って金槌でぶっ叩いて俺を剣にしたってことだろ。


「女神の力を使うなんて、んなの職権乱用?だろ。クソっ」




  そして、数日

  (マジどうしよう、これもう詰んでんじゃね。)

  それからさらに、数ヶ月…。


 

初めてでよく分かりません!なので誤字・脱字等がありましたら、ご指摘おねがします。

次回も頑張りたいと思うのでヨロシク!

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