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黄泉帰りは嗤う
黄泉帰りシリーズの続き。
「運命はどうしてもこの世界をボロボロにしたいらしい」
そして、研ぎ澄まされる魂が欲しいのだ。争いが起きれば英雄が生まれる。その英雄の魂は一般の魂の千倍美味しいのだとか。
・・・悪趣味ですね。それは口にしなかったが伝わってしまったらしい。
「同感だ」
「それで、何か策はありますの?」
悔しいが彼の方がこういった事には詳しい。
「一応はある」
難易度はかなり高いが。彼の言葉に深い溜息を吐いたのは仕方が無いと思う。彼は偽りを嫌う。嘘の無い残酷な事実を告げる彼を恨むのは筋が通らない。
だから、気を引き締めて彼と向き合う。
私達を嗤っている運命にやり返す為に。
独立したシリーズにするか章を作って分けるかした方が良さそうな量になってます。
ちゃんと決めないとダメですね。




