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短編集  作者: 如月瑠宮
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主人公は天使ではない

「羽根は折れたまま」の続きを書いてみました。

「本当にありがとうございます。神よ、この奇跡に感謝します」

 ・・・何と言えば良いのだろうか。自分が悪魔だとは教えたのだが、感謝されてしまうとどうしたら良いのか分からないな。

「あんた、悪魔に助けられてる状況だけど良いのかよ」

 天使と悪魔は多くの人間の思っている通りに仲が悪いのだ。だと言うのに目の前の天使は呑気にお祈りを始めてしまった。危機感が全く無い。神に反する存在の前でよくそんな事が出来るものだ。

「それでも、貴方は助けて下さいました」

「信頼させて後から苦しめるって手もあるんだぞ」

「それを私に言っている時点で効果は無くなると思いますけど」

 ニコニコと自分を見ている天使にはもう一度教育をした方が良いぞと神にアドバイスを送りたい。


 これは、なんやかんやあって二人は共同生活を送る事になり、なんやかんやあって悪魔が天使に絆されてしまう話なのである。

 悪魔には不本意であっただろうが。

これ以上は続かないと思います。

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