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短編集  作者: 如月瑠宮
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羽根は折れたまま

ちょっと思い付いたので試し書き。

 天使を拾った。比喩では無く本物だ。目の前のファンタジーな光景に現実逃避したくなるが、その天使の羽根は折れていて相当痛そうだった。人目につかないように天使を抱えて家に帰ったのは自分がお人好しだからだろう。中々の重労働を終えた時には疲労感が凄まじかったのだが手当をしてやらなければ・・・

「何なんだ、こいつ」

 見た目は絵とかで見る通りの天使だ。ただの人間では無い事だけが確定している。しかし、困った。こんな『患者』を病院に連れて行けない。いや、怪我をしているのは羽根だから獣医か?

「不用意に診せられないか」

 こんなのが世間の目に晒される訳にもいかないだろう。とんでもないものを拾ってしまった。放り捨てる事も出来ない自分はお人好しである。もしくはただの大馬鹿。

「悪魔なのにな」


 天使を拾った悪魔の独り言は続く。

 これは、優しい悪魔に一目惚れしてしまった天使の話である。

続きは書きたい。

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