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黄泉帰りの未来
まだまだ続く続きです。
・・・貴方は誰?
私の疑問は直ぐに解決した。私を見てウインクをした彼は『彼』だ。何故ここに居るのか。
彼は私の罪の証。冷汗が流れていく。
「未来は確定したものではありません」
違いますか?彼の言葉に周囲は同意した。流れは変わっていく。そんな感じがしたのだ。
「どうして、貴方が居るのかしら?」
私の目に彼は微笑んだ。全く好意を含まない目に笑える度胸に感服してしまう。
しかし、そんな事を言っていられる状況では無い。
だって、彼は・・・ここに居てはいけない存在。
個別にしてしまった方が良いんでしょうが、それをする気力が無い時が多いので出来る時を作れるようにしたいです。




