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短編集  作者: 如月瑠宮
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永い夢を見ているの

仄暗いバッドエンドを書こうと思いまして。

 彼女はそれを信じなかった。だから、正気を失ってしまったのだ。


「お姫様はまだお眠りか」

 声を掛けてきた夫に微笑みを返す。

「もう起きませんわ」

 知っているでしょう?この子の世界は閉ざされたのです。誰の所為だったかは貴方が良く知っているのではないですか。

 つい夫へと向けてしまう負の感情。夫は苦笑を浮かべて出て行く。私達ももう終わりなのでしょう。


 私達の夢は終わった。彼女の夢は終われない。


「さぁ、逝きましょう」


 私達が居なくてもこの子は守られるように手配済みだ。あとは、私達を始末するだけ。

精神を病んだ娘とその両親の話をもうちょっと長く書こうとしたんですけど途中で挫折して短くなったのでここに不法投棄。

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