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短編集  作者: 如月瑠宮
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それでも生きていて欲しかった

何となく思い付いたシーンを書き出し。

 真っ直ぐ見詰める先に居る敵を狙う。そうこれは敵なのだと言い聞かせる。でなければ、引き金を引けない。理性は理解している。

 ならば、本能はどうなのか。

「殺したくない」

 ねぇ、どうして君はそこに居るのかな?

「これが現実?運命?」

「そうね・・・あえて言うなら」

 宿命さだめかしらね?

「なら、僕は」


「「そんな物、必要無い」」


 だから、壊してしまおう。敵と手を取り合う罪を背負って共に行こうじゃないか。


「だって、必要な物を知ってるから」


切欠があったらもうちょっと書いてみたいと思ってます。

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