70/110
それでも生きていて欲しかった
何となく思い付いたシーンを書き出し。
真っ直ぐ見詰める先に居る敵を狙う。そうこれは敵なのだと言い聞かせる。でなければ、引き金を引けない。理性は理解している。
ならば、本能はどうなのか。
「殺したくない」
ねぇ、どうして君はそこに居るのかな?
「これが現実?運命?」
「そうね・・・あえて言うなら」
宿命かしらね?
「なら、僕は」
「「そんな物、必要無い」」
だから、壊してしまおう。敵と手を取り合う罪を背負って共に行こうじゃないか。
「だって、必要な物を知ってるから」
切欠があったらもうちょっと書いてみたいと思ってます。




