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短編集  作者: 如月瑠宮
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私に愛を、

昔書いた物を蔵出し。

 私の身体に触れる大きな手。私を慈しむ手だ。嘗て、この手に似た手が欲しかった。

「本当に君が手が好きだな」

 えぇ・・・大好きよ。今はこの手が何よりも好きなの。そう答えれば貴方は優しく笑う。

「僕もだよ」

 優しく囁く声は本当に甘い。

「でも、貴方は自分の手が大嫌いでしょう」

 私が好きだと言うから。私が好きなのは嫌いだものね。

「安心して?私、貴方は大嫌いだから」


 ねぇ、貴方は貴方が好きでしょう?

 私は私が大嫌いなの。


 だから、私に愛を頂戴。

手直ししたいですが中々時間がとれません。

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