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短編集  作者: 如月瑠宮
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林檎は赤でなければいけませんか?

夢で見た光景から書いてみました。

 不思議な空間で私は目を開けた。そこには空間を埋め尽くす林檎があった。

「何・・・これ」

 呆然と呟く私の耳に私の声が反響する。


 私は普通の高校生だった筈だ。こんな場所に居る筈が無い。だが、本能がこれは現実だと訴えてくる。

 嫌だ。ここから居なくなりたい。

「逃げなきゃ」

 走り出そうとした。しかし、足首を掴まれる。悲鳴を上げれば更に強く掴まれ、痛みに顔が歪む。

「嫌、痛い・・・っ!離してぇっ・・・!」

 悲鳴を上げた。


 そして、見てしまう。


「ひっ・・・!」

 真っ赤な女性な顔を。


 私の意識は消え去った。

 再び目を覚ました時に周囲にあったのは真っ白な林檎。何となく手を伸ばす。

 一口噛り付く。


「・・・美味しい」


 私は安堵感に包まれて再び意識を手放した。




 普段通りの生活をしている中で私は林檎が駄目になった事を知った。

実際に見たのは林檎いっぱいでもう要らない、桃食べたいって言ってる夢でした。

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