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短編集  作者: 如月瑠宮
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愛されない私が悪いと貴方は言う

蔵出し。

 昔から私よりも姉が愛されてきた。両親は姉には甘く、私には厳しかった。無条件に。その理由を知ったのは小学校の卒業式。両親は私に言った中学を卒業したらあんたは働きなさい。あんたはそうするべきなんだから。どうしてそうするべきなのか聞いたら義務教育は中学までだからと返って来た。何故、義務教育までしか受けられないのか、姉は高校に通っているのに私は駄目なのか聞けば、あんたは娘と違うと私が両親の子供じゃないのだと告げられた。どうやら、私は家族じゃなかったらしい。その辺の事情を聞こうとしたが苦々しい顔をされてしまった。だから、聞ける人の事を尋ねるだけで済ませる。そこで私は駆け落ちした父の姉の子供だと分かったのだ。

「でも、それは仕方無い事じゃない?それで私を愛さないのはその人が決めた事よ」

 だから、貴方の「愛されない私が悪い」?そんな理屈は知らないわ。愛される努力?それをした所で愛されないと分かってしまったんじゃない。だから私は私のまま愛される事を望んでいるの。

昔書いてた奴ですが、途中っぽい。

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