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短編集  作者: 如月瑠宮
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雪の國

政略結婚をテーマに明るめのお話を。

 私の国は真っ白なのです。


 真っ白な国を人々は「雪の國」と呼んでいる。雪が降り続ける私の国は日の光が届きにくく、肌の白さが際立っていると言われている。

 見る事の無い地面と言うものを初めて見た時、白さを持たないそれに命を感じた。そこから芽吹く緑に愛しさを感じた。


「命とはこういう事を云うのですね」


 のんびりとした口調。

 私の国では普通だが、早口の多いこの国ではどうだろうか?苛立たせていたら申し訳無い。


「気に入ったか?」


 強く優しい声は私の夫になった人の物。


「ええ、とても」


 国の為に結婚をした。でも、この愛情は本物だと嘘偽り無い真っ白な心で思う。




 私の国は真っ白なのです。だから、貴方様の望む色に染まりたいのです。

大筋は気に入っているので機会があればもうちょっと長く書きたいと思っています。

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