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短編集  作者: 如月瑠宮
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安全運転でお願いします

別れ話の前。

 あっちゃー。それを見た瞬間にそう思った。先輩の視線の先には硬直した男が色気のある女性と腕を組んでいる。紛れも無く、浮気だ。隠し通すのならば良いと言う先輩の懐の深さを無駄にする計画性の無さである。こんな先輩のテレトリーと呼べる場所で浮気なんて杜撰過ぎ。

 無言の先輩に腕を引かれた私は何時ものように助手席に座った。そして、たった一言。


「安全運転でお願いします」


 先輩はやっと苦笑を浮かべた。




 その後、先輩は恋人と別れたらしい。

別れ話の前を当事者以外の視点で書きたかったんです。

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