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批評
前に書いたけどボツになったネタ。
その物語は彼女のお気に入りだった。しかし、ハッピーエンドでは無いその物語は多くの批評を集めた。それでも、確かに彼女のお気に入りだったのだ。
「全部、幸せなんて無いわよ」
彼女は言う。その顔は優しく微笑んでいた。
「それが嫌なら、人生楽しくないわ」
そうじゃない?無邪気とも思える笑顔。
美しいと思った。残酷で美しい。彼女は無邪気に残酷な子供のようで、全てを悟っている大人のようだ。
「君は人生楽しい?」
「そうね・・・だって、貴方が否定するんだもの」
自分を不幸だという。
そんな貴方なんて、もっと不幸になってしまえば良いのよ。
そう言う彼女は美しい。だから、不幸なんだよ。君には分からないだろうけど。
美しい君を見たいから。
手直ししてちゃんと書きたいなぁと思ってましたが、無理な感じなので蔵出し。




