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短編集  作者: 如月瑠宮
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その手には首を刈る鎌を持って

「その手には貴女の首を持って」の別視点の話になります。

 君が愛しい。愛しくて愛しくて愛しくて・・・君が欲しくて仕方がなかったんだ。だから逃げる君を追いかける。君の首を手に入れる為に。

 手に持っている物が少し重く感じる。でも、仕方が無い。これは愛しい君の為の物だ。安心して欲しい。痛みなんて与えないから。一瞬で私の檻の中へと連れて行ってあげよう。

 震える君を見付けた。


 君の首を抱き締める。これでもう二人は離れない。


「エリザベス」


 愛してるよ。これで一生一緒だね。


 私もよと、ヘンリーの耳に聞こえた。エリザベスの声だろうか・・・あれ?

こいつの所為で死ネタになったんだろうな・・・

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