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短編集  作者: 如月瑠宮
20/110

徒歩十五分

寒いので。

 寒い。そう思った瞬間に寒さが増した気がした。巻いているマフラーを更に巻く。このマフラーは雪が降り始めた頃に貰った物だ。新品らしい白さが気に入っている。


 歩いて来た道を振り返れば、そこにあるのは私の足跡。去年、バイト代を貯めて買ったムートンブーツ。一目惚れで買ったブーツは今年も重宝するだろう。


「ふふ・・・」


 そして、私が向かうのは友達の家。徒歩十五分。手には手土産の母さん特製『豚の角煮』。手土産持参で冬ではちょっと辛い道のりを歩くのには理由がある。


「お邪魔します」

「あら~いらっしゃい」

「寒いでしょ、早く上がって」


 友達とそのお母さんが出迎えてくれる。家に上がらせて貰い、手土産を渡す。友達の部屋に向かっていると・・・


「あ、いらっしゃい」

「お邪魔してます」


 あぁ、歩いた甲斐があった。

裏設定がたっぷりあります。でも、書く気は無いのでそこはご想像にお任せします。

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