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短編集  作者: 如月瑠宮
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黒と金と銀の愛し娘(こ)

明らかに予告っぽい。

 彼女の目に入った蝶は不思議だった。黒、金、銀。それぞれの色だけを纏った蝶は楽しげに飛んでいる。遊ぶ様に、舞う様に。

「・・・・・・」

 彼女は追い掛けた。木々をすり抜け、蝶達を。まるで、ウサギを追ったアリスの様に。

 追い掛けて行くと開いた場所に出る。そこには沢山の蝶が居た。黒と金と銀の世界。

 蝶達は踊る。

「・・・綺麗」

 少女が呟く。すると、蝶達が気付いた様に彼女の周りに集まる。渦を描く様に彼女を中心にして回り始めた。

少女の瞼が落ちる。眠りの就いた彼女が再びその目に周りを映す時、大切な物を失う。


 これは、世界と記憶を失い、その姿までも変わった少女の物語の始まり。

書くとしたら、結構鬱展開になりそうです。

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