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短編集  作者: 如月瑠宮
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末摘花

源氏物語から連想した話。

 末摘花の姫。源氏物語に登場する・・・不美人な姫君。

 読者に笑われる気分はどうなんだろう?

 読者は彼女を笑える存在なのか?


 ・・・分からない。


 でも、末摘花は源氏物語で一番一途な人。それは分かる。

 そんな彼女が笑われるのは、醜いから?




 クラスメイトにイジメられている女の子を見る。彼女は不美人だ。醜いと言っても良い。

 彼女は醜いからイジメられているんじゃなかった。醜いくせに学校一のイケメンと付き合っているからイジメられている。


 ・・・末摘花の様ではないか。光源氏の恋人になり、不美人だから笑われ、周囲の人が離れていく。

 違うのは、時代。あの時代は女性は外に出ないからイジメられなかった。


 恋人も違う。光源氏は沢山の恋人が居た。末摘花の様な彼女の恋人は彼女だけを大切にしている。

 良かったわね。


 現代の末摘花の恋人は彼女と同じ、一途な人。

 まぁ、私のお兄ちゃんなんだけどね。


(ねぇ、末摘花。私は貴女が大好きよ)

結構好きなんですが、あまり書かれない末摘花を書いてみました。

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