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短編集  作者: 如月瑠宮
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お嫁さん

ほのぼので、ちょっぴり悲しい。

 娘に聞いてみた。


「さやは、誰のお嫁さんになりたいのかな?」

「ぱぱ!」


 娘は父を喜ばせた。


 また、ある日。

 娘に聞いてみた。


「さやは、誰のお嫁さんになりたいのかな?」

「お兄ちゃん!」


 娘がお兄ちゃんと呼ぶのは父の弟、叔父さんである。

 娘は父を悲しませた。


 また、ある日。

 娘に聞いてみた。


「さやは、誰のお嫁さんになりたいのかな?」

「たくみ君!」


 たくみ君とは娘と同じ幼稚園に通う男の子である。

 娘は父を悲しませた。


 父は二度と聞かなかった。

本当はもう少し問答を書こうと思っていたんですが、なんか哀れになって止めました。

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