↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

PR

ひねくれもののひとりがたり

ひねくれもののひとりがたり ご

作者: 雨空 雪乃
掲載日:2026/04/14

何かを特別に思ったから書き始めた。というわけではもちろんない。

そう思っていたのならきっと、この題としては書いていないだろう。


私の個人的な趣味のひとつとして、Vtuberというモノがある。

昔からアニメや物語が好きだった私にとっては、まぁ言うなればその中の1ジャンル程度にしか思っていなかった。

ないし、『配信者のひとつの姿であろう』なんて思ったりしてね。


生来内気な私である。…仕事や自ら(おもむ)く場所以外では、基本的に誰とも関わらずにひとりでいたい。

そんな、人との関わり、というよりも『ニンゲン』が嫌いな私にとって。

『ニンゲンの顔を見なくて良い、どこか面白そうな場所』という程度の認識でしかなかった。


その筈、だったんだけどね。


あえて言おう。あのヒトたち本当に凄いんだよ。

どこが?とか聞くな。見ろ(???)

…とまぁ、そんな個人的な見解はさておくとして。


巷では『ただの絵が話しているだけ』だとか。

『そういうの推しとか言ってるの気持ち悪い』だとか。

まぁ聞かないわけはないのよね。

アンチも、嫌悪も、推しへの愛も、崇拝も。

まぁ各々のニンゲンの感情だ。好きなように言うがいいさ。

それに、かつて『オタク』と呼ばれたヒトたちが言われてきたこともそう、同じだったんだ。


歴史は繰り返して、人の意思は巡る。

流行りモノは敬遠されて、少数派は踏まれる。

まぁ、ただそれだけのことで。


今の時代、きっとアニメは当たり前のモノで。

オタクと言われたヒトの側にいた私にとっては。

Vtuberも近い将来…いや、もう既にかな。

きっと、当たり前になっているだろう。



さて、ここまでの怪文書を読んでくれたあなた。

本当にお疲れ様。ここからが本題だよ。

ここからが、やっと私が伝えたい話なんだ。



Vtuberってさ。あなたと同じニンゲンなんだよね。

まぁ…一部例外を除いて、という注釈は要るだろうけれどね。

この板切れ(電子機器)の向こうにいる、ニンゲンなんだよね。


どんな姿であろうと、どんな物語を紡ごうとも。

そこにいるのはその姿をしたニンゲン。

ひとつ伝えておくが、ここで必要なのはメタ的な視点ではなく。

自分(あなた)と同様、感情(ココロ)をもつ生物である』

という認識を持つということだ。


例えばあなたは、見ず知らずの人から突然求婚されたら驚くだろう。

もうひとつ例えるなら、見ず知らずの人からナイフを向けられたら、驚くだろう。

…いやそれはさすがに怖すぎるか。


あなたにとって好きなモノが、ダレカにとって嫌いだった。それを言われて嫌な気持ちになった。

そんな経験は、ないかな。


逆に。


あなたにとって嫌いなモノが、ダレカにとって好きなモノだった。それを知ってムカついた。

なんて経験は、ないかな。


もうひとつ、置き換えとして。


あなたの友人が、あなたが嫌いなヒトと仲良くしている。


とか。


あなたの恋人が、あなたとするよりも楽しそうにダレカと話している。

とかね。


気持ちは分かるよ。…いや、分からないかもしれないけれど。


その、あなたが持っているであろう感情(気持ち)って、さ。


会ったことのないヒトに対しても、同じ様に動くのかな。


ダレカがあなたに見せているのは、たったひとつの。

あなたに対して見せている面だけ。

ダレカが他のヒトに見せているのは、ダレカに対して見せている面だけ。


それだけのコト、なんだよね。


文字と声、それだけの違い。

それだけの…と言う割には、大きな差だけれど。

それがまた、あなたとダレカの差、なのかもしれないね。


私はね、線引は大切だって、思っている『ニンゲン』なんだよ。

私が行けるのはここまで。

あなたは、もしかしたら。

もっと先にいるのかもしれないけれど。


…傷付くのも、傷付けるのも嫌だからなぁ…。


さて、このくらいにしておこう、かな。

これを読んであなたがどう思うかなんて、私には分からないし。

何かを思ってくれ…なんてことも、思わないからさ。


あなたはあなたが思うように、ニンゲンであることを愛したらいいさ。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。