Ⅸ 世界の敵よ
レイランド、ルーブラが王国へと帰還した。
アズラーの危険性、目的が動く。
王国の門番が口を上げる。
「前方から馬が来ます!!」
「なに!?直ちに迎撃態勢をとれ!!」
「「「了解!!」」」
門番たちに緊張が走る。
「ま、待ってくれ!!俺たちだ、怪しい教会に行った、聖騎士のルーブラ、レイランドだ!!」
「レイランド様!?、ルーブラ様!?何があったのですか?ほかの聖騎士様たちは?」
「全員、、、全員奈落の底だ。」
「な!?とりあえず、今すぐ治療を!!」
「いや、先に国王様に会わせてくれ、、、」
「ですが、その傷では、、、」
「私は大丈夫だ、だが、ルーブラは骨が折れているかもしれないから頼む、私は今、国王様にお話があるのだ。」
そういう、レイランドの顔は獲物が前にいるかのような険しい表情であった。
「わ、わかりました。では、城までは私たちが馬を走らせます。」
「あぁ、助かるよ。」
門番が馬にまたがり、城へと走らせる。
門へ着くと、レイランドは転げ落ちるように馬を降り、城内へと入っていく。
「な!?レイランド隊長!?どうしたのですかその傷は、それに今は任務中では!?」
「緊急だ!!そこを開けろ!!」
「は、はい!!」
「いきなりで申し訳ありません!!国王様、緊急のお話がありこのような格好となってしまいました。」
「どうした!!レイランド、此度の任務は怪しい教会の調査ではなかったのか!!」
「はい、例の教会に行きまして、そこである人物を遭遇をして、、」
「ある人物?それは誰じゃ。」
「コージェルド、コージェルド・フリンストンでした!!」
「何!?姿を消したと思ったら、今度は教祖になっているだと!?いったいどういうことだ!?」
「それともう一つ、、、」
「なんじゃ?」
「コージェルドから国王様に伝言があり、、、」
「なんじゃと、何と言ったんじゃ?」
「「国王様、お久しぶりです。レイランドがあなたのもとに行っているのなら、私がだれなのかわかっていますね。私は、あなた達の敵です。ですので、生半可な戦力では私は倒せません。私を倒したいのなら、今も少し耳にしているかもしれませんが、三英傑と呼ばれる、聖女たちと協力をして、私を倒してみてください。それでは、また逢う日まで。」以上が、コージェルドからの伝言でございます。」
「なるほど、、、レイランド、おぬしが戦ってみてどうじゃった?」
「正直なことを言いますと、勝てる未来が見えません。剣術、近接戦闘は幼いころとはいえ私と互角でしたし、今回であいつは魔術、魔法が扱えることがわかりました。」
「なんだと!?剣術に加え、魔術、挙句の果てに魔法じゃと!?我が国を含め、世界にはたった数人程度、、、それを扱える、、、これはわが国だけではどうにもならん、至急他の国、そして、三英傑の聖女を探すのじゃ!!」
「「「了解!!」」」
「レイランド、今、あやつが名乗っている名は分かるか?」
「はい!!名は、アズラー・アレクドライです。」
「よし分かった、レイランド、ご苦労である、今すぐに治療と休憩をとれ。」
「は!」
~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~
「さてと、これで俺は世界の敵だな。すまないね。クノレ、カレア、リーフ、お前たちには英雄になってもらわなきゃなんだ。」
そう、アズラーがいい、姿を消した。
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