Ⅶ 旅の始まり
昨日約束をした、魔法を地下で執行する。
そして、三年が経ち、旅に出る。
女神を話をする。
朝になり、朝食を食べ終え、地下に四人で歩いていく。
「よし、なら、まずは魔力供給からだな。」
「そういえば、どうやるんの?」
「あぁ、それな、カレア使っていいぞ。そしたら、俺がお前の魔力につなげるから。」
「え、えぇ、わかった。」
「夜よ、星を導け」
「おぉ、本当に室内に星々があるな。」
「そういえば、私、魔力が切れないのはなんでなの?」
「あぁ、それなら、俺が供給してるからだな。」
「供給ってどうやってんの?」
「まぁまぁ、気にすんなよそんなこと。」
「えぇ、気になるんだけど?」
「いいじゃないですか。今は星を見ましょうよ。カレア。」
「クノレ、、、うん。」
それから、数分が経ち、カレアが魔法を解いた。
「どうだった?主人様、クノレ、リーフ。」
「綺麗だったぞ。カレア。」「綺麗でした。」「うん、綺麗。」
「よし、カレアが見してくれたんだ。俺もなんか見せるか。」
「よし、なら、外に行くか。」
「「「はーい」」」
そして、外に行く。
「それじゃ、風水よ、七色に光れ」
アズラーが詠唱をし、空中に虹が作り出された。
「わぁ!!空中に何かできた!!」「あれは、虹じゃないの?」「うん、綺麗だね。」
「そう、カレアが言う通り、あれが虹だ。綺麗だろ。これは、風と水を操って作ったものだ。慣れれば、これくらいはできるぞ。」
「えぇ、できる気がしないんだけど、、、」
「はは、まぁ、練習してればできるさ。」
「「「はーい」」」
「よし、今日はこれくらいで終わろうか。」
「え、いいの?私とリーフは何もしてないのに。」
「大丈夫さ、カレアの魔法を見たんだ、多少、掴めただろうし。」
「まぁ、埃っぽいところに行ったんだ。風呂に入って来い。」
「「「はーい」」」
「はぁはぁはぁ、きつ、、、」
「大丈夫ですか?」
「ん?どうしたんだ?」
「あなた、無理したでしょ。あの規模を数分間も、、、」
「まぁ、大丈夫でしょ。」
「あなたの魔力はこの世界では、相当多い方、だけど、無限ではないのですよ。それなのに。」
「いいだろ、奴隷として生きてきた、あの子たちの笑顔や願いを叶えられたんだからよ。」
「そうですか、、、無茶しないでくださいね。」
「はいよ~」
~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~
「はぉ~、疲れた~。」
「お疲れ様です。カレア。」
「うん、お疲れ様。綺麗だったよ。」
「そう?それならよかったよ。」
「でも、魔力は大丈夫なんですか?」
「うん、魔力は大丈夫だよ。」
「そうなんですか、ご主人様はすごいですね。」
「本当にね~」
「でも、、、」
「ん?どうしたんです?リーフ。」
「いや、何もない。」
「そうですか、、、」
三人が、風呂でそんな話をしていた。
風呂から上がり、食堂に向かった。
「ご主人様、いつもありがとうございます。」
「ん?いきなりどうした?クノレ。」
「え?私は何も言ってないですけど?」
「ん?そうか?まぁ、食え。」
「「「はーい」」」
~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~
「リーフ、少し残れ。」
「ん?なんで?」
「少し話をな。」
「ん、」
食事を食べ終わり、皿をかたずけるとリーフだけが残り、クノレたちは部屋に戻った。
「で、どうしたの?」
「さっきのクノレの声を模倣して話したろ。」
「どうして?」
「さっきのクノレの声には魔術の気配があった。そんな器用なものはお前が一番得意だろ?」
「意外と私たちを細かく見てるんだね。」
「それはな、それでどうしてあんなことを?」
「それは、、、」
「まぁ、大方予想はできる。カレアの魔法の件でだろうがな。」
「よく、わかったね、、、」
「まぁ、エルフ族は森で生きる、周りの魔力には敏感なんだろうな。」
「それじゃ、体調は大丈夫?」
「お前はあの三人の中では、洞察力がずば抜けている。だがら、色々なことに気が付けるんだろうな。いいことだ、それはいつかお前たちを危険から守るものになる。だがら、嫌うなよ。」
「うん、わかった。」
アズラーがリーフにそう話、リーフは部屋に戻り、眠りについた。
~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~
それから、あっという間に三年がたった。
「お前ら、本当に大きくなったな。」
「えへへ、立派になったでしょ~」
「おう、そうだな。立派だぞ。それじゃ、今日が最後の授業か、、、」
「なんだか、寂しいですね。」
「そうだな、、、最後の授業は、自分たちの集大成を見せてもらう。」
「「「はい!!」」」
「よし、それじゃ、クノレ、お前からだ。」
「はい、ご主人様。ふぅ~、光よ、空間を惑わせ」
「おぉ、空間が湾曲してるな。合格だ。次は、お前だ。カレア。」
「は~い、水よ、空を覆え」
「ほぉ~、雲が覆ったな。合格だ。リーフ。」
「ん、風よ、全て吹き飛ばせ」
「おぉ、風が強くなって、木々が倒れそうだな。」
「全員合格だ。よく、扱えてるな。」
「最後のご飯だ。今日は豪華だぞ。」
ご飯を食べ終え、旅の支度をし始めた。
「本当に、私たち、旅に出るんだね、、、」
「そうだね、、、なんか、寂しいね。」
「うん、、、」
「ふふ、リーフもそんな顔するんだね。」
「おーい、お前ら、渡したいものがあるからこっち来い。」
「「「はーい」」」
「なんだろうね?」「さぁ?」「まぁ、行こうよ。」
「来ましたよ。ご主人様。」
「ほれ、これを。」
「これは?」
「お守りみたいなもんだ。効果は、魔力消費の低下、疲労回復、結界の付与が主だな。」
「そうなんですか。いいのですか?これをもらって。」
「言ったろ?お守りみたいなもんだって。」
「ありがとうございます。」「ありがと~」「ありがと。」
三人が旅の準備をするために部屋に戻っていった。
それから、数分が経ち、皆、荷物をもって部屋を出てきた。
「ご主人様、準備終わりました。」
「そうか、寂しくなるな。」
「あの、、、」
「ん?」
「また、ここに帰ってきていいですか?」
「あぁ、もちろんだ。ここは、お前たちの家なんだ。いつでも帰って来い。それと、手首にある鎖を前に出せ。」
「え、は、はい。」「は~い」「ん。」
「隠蔽で鎖を隠すぞ。」
アズラーがそう言い、三人の手首に手をかざし、隠蔽のスキルを使う。
「ほれ、どうだ?」
「ほ、本当に見えません。」「ね~、不思議。」「うん。」
「よし、そろそろか?」
「そうですね、、、ご主人様!!」
「ん?どうした?」
「あの、三年間ありがとうございました。」「私も、主人様、ありがとうね。」「私も、ありがと。」
「おう、それと、頼んだぜ、俺の願いを、女神の願いを頼んだぜ。」
「「「はい!!」」」
アズラーと三人が別れを伝え、旅に出た。
「本当に、行かれましたね。」
「あぁ、そうだな。」
「あなたは、、、」
「きっと、俺じゃ、あんたの願いは完全にはできない。だから、あいつらに託した、、、」
「そうですか、、、あの子たちにもこの運命を、、、」
「大丈夫さ、あの子たちは僕より強い。」
「そうですか、、、」
「それより、翼が少し光を持ったね。」
「えぇ、あなた達の信仰ですこしだけ。」
「すまないね。この国では、君の信仰を広げられなかった。」
「安心してください。あなたの活躍は間違いなく私を救ってくれました。」
「ありがとうございま、、、」
「その言葉は、俺じゃなく、あの子たちに言ってやってくれ。あの子たちは、「聖女」なんだから、だから、あのお守りに、貴方の神力を入れたんです。」
「そうなんですか、、、わかりました。あの子たちのことも全力でサポートします。」
「えぇ、お願いしますね。私は、あと、、、」
「あと?」
「いや、何でもないです。おやすみなさい。」
「はい、おやすみなさい。」
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