Ⅳ 出会いよ
あのパーティから数日が経った。
アンバリーはショックで、、、
コージェルドは名を、、、
あれから数日が経った。
国王は暗殺されそうになったが、業務を続けている、その間にもコージェルドの捜索は続いていた。
アンバリーはそのショックからか口数が少なくなってしまった。
「アンバリー、ケーキを買ってきたんだが、、、食うか?」
「イレキルド、、、ありがとう、そこに置いといて、それより、コージェルドはいた?」
「アンバリー、、、」
そのころ、奴隷商に一人の男が立ち寄った。
「いらっしゃいませ、注文は決まっていますか?」
「あぁ、決まっている。魔力が多い種族だ。」
「おぉ、これは、、、」
「今、国王様があなたのことを探していましたが、国王様のところに行かないのですか?」
「お前は、あのパーティで俺が何をしたか知っているだろ?」
「えぇ、まぁ。」
「あぁ、魔力の多い種族でしたかな?理由と聞いても?」
「簡単な話だ。この後、俺がやろうとしていることに必要だからだ。」
「儀式でもするのですか?」
「いいや、ちょっと布教をと思ってな。」
「布教ですか、、、何か聞いても?」
「なら、見ていることだな。」
「ふふふ、そうさせていただきますね。」
「さぁ、こちらの三人なんてどうですか?」
「ん?この三人は?」
「一人はハイエルフに近しいエルフです、二人目は魔族の子になっています、最後に「白狼」いわゆるフェンリルを祖にもつ獣人の娘です。」
「なるほどな、よし、この三人をもらう。」
「かしこまりました。では、金貨三十枚と言いたいところですが、あのパーティでは、命を救われましたので、今回は代金は大丈夫です。ですが、次からは代金を取りますので、ご了承ください。」
「あぁ、それで大丈夫だ。ありがとな。」
「いえいえ、それでは、契約の方を。」
「あぁ。」
そう言うと、奴隷商が三人がいるところのかぎを開け、契約の儀のところまで連れていく。
「それでは、契約を。」
「その前に、お名前はどうしますか?そのままでは、、、」
「そうだな。なら、アズラー、アズラー・アレクドライだ。」
「了解しました。それでは、契約の儀を。」
そう言うと、円陣が浮き上がり、鎖の形を成した。
「契約の鎖よ、主と従をつなぎたまえ、汝らの切れぬ永遠の鎖となれ。」
奴隷商がそう言い、周囲の鎖がアズラーと三人の奴隷にまとわりつき、手首に鎖が現れた。
「これで、あなたの奴隷でございます。ご来店ありがとうございました。」
「あぁ、こちらこそ、知ってなおもありがとな。」
そう言い、店を後にした。
~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~
「さてと、お前たち名前はないんだったな。」
「そうだな。まずは、お前だ。エルフよ、お前の名はリーフだ。次に、お前だ。悪魔よ、お前の名はカレアだ。最後に獣人のお前だ。お前はクノレだ。」
「それが、私たちの名前?」
「そうだ。自分たちで書けるようになれ。それと同時に、魔術や魔法の勉強と読み書きの勉強をする。忙しくなるが覚悟しろよ。」
「ところで、ここはどこなの?主人様。」
「ん?ここは、俺がまだ、フリンストン家の時に建てたものだ。」
「そうなの。」
「さぁ、まずは風呂からだ。」
そうアズラーがいい、クノレたちを風呂のところまで連れていく。
「お前ら、自分たちで入れるか?」
「風呂って何?」
「そうか、なら入れてやる。服を脱げ。」
クノレたちが服を脱ぎ、風呂でアズラーが丁寧に洗っていく。
「主人さまはどうして、私たちを買ったの?」
「ん?お前らが、これからのことを大きくしていく気がしたからだ。」
「どういうこと?」
「それは、風呂が上がったら話してやるから、今は汚れを落とせ。」
「「「はーい」」」
「ねぇ、主人さまのことどう思う?」
「え?ご主人様のこと?どうして?」
「いや、暴走の危険性がある私たちを知ってなおでしょ?」
「うーん、どうなんだろうね?あなたはどう思う?リーフ」
「私?私は何も思わないよ。」
「そう?」
そんな会話をしながら、風呂に入り、数分が経ち、風呂を出てきた。
「お、少しは綺麗になったんじゃないか?食事と風呂は毎日だ。」
「それとこれを着ろ。」
「これは?」
「みんな違うのね。」
「皆、動きやすい格好だとは思うがどうだ?」
「私は大丈夫です。」 「私は、もう少し手のところを長くしたいです。」「私は、もう少し足の方を大きくしたい。」
「クノレは大丈夫だな。リーフ、カレアこっち来い。」
「服よ、変形せよ」
「どうだ?」
「ん、大丈夫。」 「私も大丈夫です」
「よし、それじゃ、俺が何をしようかって話だな。」
アズラーがそう言い、椅子に腰かけ、話をする。
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