Ⅲ パーティと、、、
パーティに行く、コージェルド
そこで、いきなり明かりが消える会場
再び、明かりがついた会場そこには、、、
「お待たせしました。お父様、お母様。」
「おぉ、よい格好だな、コージェルド。さぁ、外に待ってる馬車に乗ろうか。」
「はい。」
返事をし、馬車に乗り込み、馬車が発進の合図をする。
~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~
「緊張しているのかね?コージェルド?」
「初めての国王様主催のパーティですものね。」
「そうですね。緊張はしていますが、それよりも楽しみではあります。」
「ははは、肝が据わっているな。」
そんな会話を馬車の中でしていると、御者が口を開く。
「イレキルド様。もうすぐで会場の方に着きます。」
「あぁ、わかった。よし、降りる準備だ。」
馬車が、城の門の前に止まり、門番が確認をし、門が開く。
扉の前に止まり、御者が馬車のドアを開ける。
「お待ちしておりました。イレキルド・フリンストン様、アンバリー・フリンストン様、そして、初めまして、コージェルド・フリンストン様。こちらの方へ。」
執事に案内され、パーティ会場に着き、扉が開き、入っていく。
「おぉ、イレキルド!!久しいな。」
「これはこれは、ルーブラ卿、お久しぶりでございます。」
「そちらにいるのは、コージェルド卿か?」
「はい。ほら、ご挨拶を。」
「初めまして、私は、イレキルド・フリンストン伯爵が息子、コージェルド・フリンストンと申します。以後、お見知りおきをルーブラ卿。」
「ははは、その年でここまで礼儀正しいか。まったく、私の息子にも見習ってもらいたいものだな。初めまして、私は、ルーブラ・キャルトリルだ。よろしくな。」
「はい、よろしくお願いいたします。」
「おい!!バカ息子!!お前も挨拶をしろ!!」
「なんだよ!!父さん!!」
「はぁー、初めまして、ルーブラ・キャルトリル公爵が息子、モルガイト・キャルトリルだ。よろしくな。」
「はい、よろしくお願いしますね。」
「よし、俺はあいさつしたし、レイランドのところに行ってくる。」
「はぁ、まったく、すまないね。」
「いえいえ、私は大丈夫ですよ。」
少し会話をしていると一人の人間が近づいてきた。
「初めまして、ルーブラ卿、イレキルド卿。」
「誰だ?お前は?」
「私は、、、」
「奴隷商だな?」
「おぉ、よくわかりましたね。コージェルド卿。」
「なるほどな。それで、その奴隷商が何の用だ?」
「いえいえ、今回はあいさつをしに来たのです。今宵は、国王様主催のパーティでしょ?」
「そうか、よろしくな。」
「えぇ、こちらこそよろしくお願いします。」
軽く挨拶をすると、国王が声を発する。
「皆の者、今宵は集まっていただき感謝する。皆で楽しんでくれたまえ。」
国王がそう言い、グラスを上に掲げた。
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それから、だいぶ経ちパーティも終盤になってきた。
「そろそろ、終わりにしようか。」
国王がそう提案した瞬間、会場の明かりが突然消えた。
「なんだ?どうしたんだ?」
「火の魔術で光を確保!!」
「発動できません!!何かが邪魔をして!!」
「は!?どういうことだ?」
「ん?どうしたんでしょうか?ルーブラ卿?」
「わかりませんな。いきなり、明かりが消えましたが。」
「大丈夫か?アンバリー、コージェルド。」
「イレキルド!!コージェルドが!!コージェルドがいないの!!」
「何!?」
「国王様、大丈夫ですか!?只今何者かの仕業で、魔術が使えなくなっています!!非難を!!」
「何!?私も非難はするが、先に参加者たちを非難させよ!!」
「「「は!!」」」
「皆さま!!冷静にゆっくりと出てください!!」
「すみません!!国王様!!」
「どうした。イレキルド?」
「コージェルドが、コージェルドがいません!!」
「何!?」
「暗くなった瞬間にいなくなったと思いますが、、、」
「そうか、、、わかった。近衛兵に探すように言う。だがら、今は出よ。」
国王が、イレキルドにそう指示をした瞬間、どこからともなくナイフが飛んできた。
「国王様!!」
イレキルドが盾になろうとした、しかし、ナイフが刺さる前に、空中で止まった。
「こ、これは、、、」
「止まっている?どういうことだ?」
「くそ!!誰だ!!邪魔をするのは!!」
「あのね、いきなり現れて、王様殺しますはいかんでしょう。」
「コージェルド!?コージェルドか!!」
イレキルドが名前を呼ぶ、次の瞬間、明かりがつく。
「くそ!!闇夜にさまようが切れやがった。」
「そこか。闇よ、拘束せよ。」
「こ、コージェルド、、、お前、、、」
「おぬし、その魔術、、、」
「あぁ、ばれちゃいましたね。」
「お父様、いや、イレキルド伯爵、私を勘当してください。」
「それを言うということは、、、やはり、さっきのは、、、」
「えぇ、考えている魔術で当たっております。」
「この国で、闇魔術は禁忌に指定されている。よって、コージェルドを捕縛せよ。」
「捕まるのは、困ってしまいますね。失礼します。」
コージェルドがそう言うと、影が包み込み、その場から姿を消した。
「コージェルド、、、」
「イレキルド、どう説明する?あやつがお前の息子ならばおぬしを、、、」
「いえ、あいつは私の息子ではありませんし、フリンストン家にコージェルドというものはいません、、、」
「そうか、、、近衛兵!!この暗殺者を牢屋に、そして、コージェルドというものを捕縛せよ!!」
「「「は!!」」」
「イレキルド!!イレキルド!!コージェルドは!!コージェルドはどうだった!!」
「コージェルドというものはフリンストン家にいない。」
「え、、、ど、どういうこと、、、」
「イレキルド!!イレキ、、、」
「アンバリー!!コージェルドというものはいないんだ、、、いないんだよ!!」
イレキルドが、アンバリーにそう強く言うとアンバリーは泣き崩れた、、、
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