Ⅰ 転生と願い
目を覚ます男、女神でありながら悪魔と呼ばれるものが自身の願いを男に託す。
それを、受け入れた男は必要なものをもらい、願いを叶えるため、転生をした。
「ここは?」
「初めまして。」
「あー、初めまして、その姿は、、なるほど。」
「私がどんな存在なのか分かったのですか?」
「まぁ、なんとなくは、、、」
「ところで、なんで私がここに?」
「ここにいるということは、あなたは死んでしまいました。そこで、私の信仰を復興することに手伝ってくださいませんか?」
「それは、私よりよっぽど適任な人がいると思いますが、、、」
「私は、今の世界では女神ではなく、悪魔として名が広まっていまして、、、」
「なるほど。」
そう男が頷くと、周囲を見渡すように頭を振るった。
周囲を見た男が、何かに気が付いたかのように目をつむり、少しの間を開け、答えを出した。
「わかりました、あなたの信仰を取り戻し、悪魔から女神に戻しましょう。」
「!!ほ、本当ですか!!」
「えぇ、ですが、その世界というのがどんな世界なのかを教えてはくれませんか?」
「わ、わかりました。」
「あなたを転生という形で送り届ける世界というのは、魔術や技術が発達した世界です。魔法は、全部で七種 水、火、土、雷、風、光、闇です。
魔術は魔法をより簡単にしたもので、全部で五種 水、火、風、光、闇です。技術は錬金術という形で伝わっています。」
「なるほどな、他にはどんなことがあるんだ?」
「他ですと、、、奴隷制がある国もあります。様々な種族が様々な国を形成しています。」
「奴隷制か、、、よし、わかった。それじゃ、私が転生する国はどんなところになるんですか?」」
「あなたを転生させるのは、私のわがままになるので、あなたがどこに行くか、どんな能力を持つかはあなたに決めてもらいます。」
「それは、どこの範囲で決めるのです?」
「私の権限の範囲です。悪魔と呼ばれようとも、女神には変わりないのでそこそこの権限があるので大丈夫です。」
「なるほど、それは今から決めるのですか?」
「えぇ、そうなりますね。話し合ったり、質疑応答などをしながら決めることも可能なので安心してください。」
「わかりました。では、話を聞きながら決めます。」
「それでは、転生の議を始めてもいいですか?」
「えぇ、大丈夫です。」
「では、まず、スキルの選択からです。」
「持てるスキルに上限はあるんですか?」
「そうですね。人の体に転生ということになりますが生死の概念は私が関与していることから若干あいまいになりますが、大体百五十年ほどになるでしょうかね?ですので、一応上限としては十個以下ということになりますね。と言ってもあちらの世界の人間はスキルはせいぜい三~四個というところでしょうか。魔族やエルフなどの亜人は六~七個ほどなのですが。」
「わかりました。」
「それとは別に、加護が付きますがこちらの効果は私があなたに優位なるように効果を決めさせていただきます。」
「わかりました。では、スキルの方を吟味しながら決めますね。」
そう、男が言うと黙り込み、スキル欄を見ながら選んでいく。
~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~
男が数分をかけ、選び終えた。
「終わりました。」
「わかりました。それでは、選んだスキルを見してもらえますか?」
「はい。」
「スキルは五個ですか?もう少し選んでもよかったのですが?」
「えぇ、信仰を取り戻そうとするのなら、その五個で十分です。」
「そうですか、えーと、スキル 隠蔽、魔法把握、錬金術、剣神の技、限界突破でいいのですか?」
「あぁ、大丈夫です。それとスキルの内容を教えてくれますか?」
「わかりました。それでは、それぞれのスキルの内容ですが、隠蔽(自身が選んだステータス、スキルの表示を制限できる。なお、制限の度合いは自身で決められる。) 魔法把握(自身が見た魔導書、魔法、魔術を即座に解析し、自身が使えるようになる。なお、相手に教える場合は、自身の使用感覚を相手に共有できる。) 錬金術(作るものに対応した材料を持っている場合にレシピがわかり、自身で作れる。なお、対応するものを持っていない場合、対応するものを調達できる場合はそれに応じたものが出される。) 剣神の技(あらゆる剣を使いこなし、あらゆる技を使うことができる。) 限界突破(あらゆる限界を排除する。)がスキルの内容になりますね。それと、言葉がわかるように言語理解を付けますね。」
「あぁ、ありがとうございます。」
「では、これでスキルの選択は大丈夫ですか?」
「えぇ。」
「わかりました。では、次なのですが、転生するところを決めていただきます。」
「そうですね。それなりにお金があり、家族愛のある家族がいいですね。」
「それですと、、、ここはどうですか?」
「ここは?」
「フリンストン家、爵位は伯爵、代々魔法の一族ですが、現当主はどうやらあまり魔法の才はないようですが、国王からは信頼されているようです。」
「なるほど、では、その一族にします。」
「わかりました。最後にはなりますが、私のわがままにお付き合いいただきありがとうございます。私もできる限りのサポートをします。」
「それは、ありがたいですね。」
「それでは、よい人生を、そして、神のご加護があらんことを。」
「えぇ、必ずあなたを、、、」
~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~
男は、女神との会話を終え、フリンストン家の子供に生まれた。
「あなた、生まれたは!!生まれたのよ!!!」
「おぉ、頑張ったな!!アンバリー!!おぉ、何と可愛いらしいんだ!!」
「名前、名前は何にするの?イレキルド。」
「あぁ、名前は、コージェルドだ。」
「いい名前、これからよろしくね。コージェルド。」
お読みいただきありがとうございます。
誤字脱字、意見などありましたら、コメントなどしていただけると幸い。
高評価、ブックマークなどもよろしくお願いします。




