表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
3/6

寝床を探すときのお話

 怪物は寝床を探すために、まず、木々の間から光が差し込んでいる場所をいくつか見て回った。その訳は怪物の趣味にある。


「やっぱり寝るときは星空を見ながらが良いよね。」


 毎日を暇に生きている怪物の、数少ない楽しみが、星を見ることであった。


「星は良いよね、誰からも好かれて...。」


 怪物は星に憧れを抱いていた。いつか、自分もあの星の様にキラキラと輝ければ、人々にチヤホヤされるのではないかと、毎晩寝る前に考えていた。


 そうやって思考しているうちに、段々と空が暗くなってきた。


「早く寝床を決めないと...。」


 暗くなる前に寝床を決めなければ、適当な所で寝るしかなくなる。その事に、怪物は少し焦り始める。


「あっ...チョウチョだ!!」


 怪物は寝床の事などすっかり忘れて、無邪気に綺麗な蝶を追い始めた。先程の焦りは、一体どこにいったのだか。


 暫くして、蝶を見失った頃、怪物は、ふと周りを見渡した。すると、目の前には月光を反射する、綺麗な湖があった。そのあまりの綺麗さに、怪物は思わず声をもらしてしまう。


「これ..凄いや...とっても綺麗...。」


 怪物は暫く湖に見とれていると、やがて、自分が寝床を探していた事を思い出す。


「寝床、ここにしよう。」


 あたりはすっかり暗くなっており、湖のあるこの辺りだけが少し明るくなっている。


 怪物は月明かりに照らされながら、ゆっくりと瞳を閉じた。


思いつきで書いてたりするから、おかしな話になってるかも。なんか不安になってきた...。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ