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90.ダンジョン リターンズ⑩

更新お待たせ致しました。

まだダンジョンは続きます。

今後も楽しんで頂けるよう努力していきます。

ボス部屋の中に入ると真っ暗でほぼ何も見えない部屋であった。

だが俺達には達眼と言うスキルがある為、何かの存在がいればわかるのだ。

それは部屋の奥にいた。

その存在は大きな魔力を持っており、部屋の奥で息を潜めているように感じた。

恐らく俺達の存在には気付いている。

俺は超感覚を使い、警戒をしながらその存在の方へ歩いた。

皆も真っ暗の中俺が歩き出したのを超感覚を使って感じ取り、陣計を守りながら前に進んだ。

すると数百mの距離に近付いた時にその存在を囲むように周りに火が灯った。

その火には凶悪そうな顔が浮かび上がっていた。

スピリットファイアだ。

通称人魂と言われるゴースト系の魔物だ。

それがボスを囲んで10体。

問題のボスは生き物ではなかった。

生き物ではあるのだろうがそれは生を受けていない者。

俺は達眼でボスを鑑定した。


【種族名】キングゴースト


【個体名】なし


【Lv】555


【称号】ゴーストロード


【スキル】


ファインスキル:平安+2


ファインスキル:怒り+2


ファインスキル:英明+4


クールスキル:耐久力+2


クールスキル:怪力+2


クールスキル:硬質+3


クールスキル:音速+3


クールスキル:恵眼+3


クールスキル:専心+2


クールスキル:多感+3


クールスキル:非凡+2


クールスキル:暗躍


クールスキル:利運+3


クールスキル:度胸+2


クールスキル:極魔法


クールスキル:飛翔+2


ユニークスキル:回生


ユニークスキル:飢渇耐性


スペシャルスキル:六大魔法無効


スペシャルスキル:ロード(主君)


スペシャルスキル:身体異常無効(ユニークスキル:麻痺無効とユニークスキル:激毒無効とユニークスキル:飢渇耐性が統合)


スペシャルスキル:透過


スペシャルスキル:環境耐性


【魔法】


・ファイアー【完・無】・ウィンド【完・無】・コールドブレス【完・無】・ウォーター【完・無】


・サンド【完・無】・リーフ【完・無】・サンダー【完・無】・ダークネス【完・無】・ポイズン【完・無】


・トルネード【+2・無】・ファイアーボール【+3・無】・ウォーターボール【+2・無】・エクスプロージョン【+3・無】


・リーフカッター【無】・ウィンドカッター【+4・無】・ウォーターウェイブ【無】・サンドウェイブ【無】


・ポイズンレイン【+2・無】・ボルトショック【+3・無】・ダークスクリーン【+4・無】・ライトニングストライク【+4・無】


・メテオライト【+3・無】・アイスブリザード【無】・ウエイトグラヴィティ【無】・ウォーターブレイド【+2・無】


・ダークネスホール【+2・無】・ダークネスボール【完・無】・ロックブリザード【無】・ファイアボルテックス【完・無】


・ボトムレススワンプ【+2・無】・エアーキャノン【+3・無】・タナトスルーム【+2・無】・リカバリー【完・無】


・ヒーリング【完・無】


ここまで来ると一筋縄ではいかなそうだなとキングゴーストのステータスを見て俺は思った。

周りのスピリットファイアも平均LV.250以上だ。

しかも光属性か闇属性の魔法でないとこいつ等に攻撃すら当てれない。

スピリットファイアを倒しながらキングゴーストを殺るには中々骨が折れそうだ。

そんな事を思ってると皆も達眼の力を使ったのか、先ずはクリンが口を開く。


「この戦い、僕はあまり役に立ちそうにないかもね。それにやっぱりここまで来ると強いや」


「ホーリーフェイバー使って何とかって感じね。流石ボス」


「周りのスピリットファイアも邪魔だね」


「どうする?」


それぞれが感想を言い、最後にスーカが俺の顔を見て質問をした。

俺は素直に感想を口に出した。


「あれ欲しいな」


「「「「え!!」」」」


「いや、だって…Lv.555のキングゴーストだぞ?こんなレア物中々出会えないだろ?」


そういうと皆顔を見合わせ呆れたような顔をした。

俺には理由がわからないが俺の言っている事に間違いはないはずだ。

するとシーナが口を開く。


「じゃあ今回はキングゴーストとトゥキーの一騎打ちで私達は周りのスピリットファイアを二人に近付けないようにすればいいって事?」


「流石シーちゃん!わかってるねー」


するとシーナは1つ溜息を吐いて皆に言った。


「と言う事だからキングゴーストはトゥキーに任せましょう。トゥキー、クリンにホーリーフェイバー掛けて」


「あいよ!」


俺はクリンの頭上に魔法陣を発生させ、ホーリーフェイバーを掛けた。

するとクリンの体が黄色に光る。

それを確認したシーナが皆に言った。


「よし!じゃあ雑魚は片づけましょう!」


「はいよ!」


「うん!」


「…!」


そして皆はクリンを先頭に魔物へ向って行った。

俺はその場に立ったままどうやってキングゴーストを誘き出すかを考えていた。

だが答えは直ぐに出た。


スーカがスピリットファイアへ放ったシャイニングレーザーがその先にいるキングゴーストへ当りそうになった為、それを避けて背後の壁の中へ隠れた。

どこに行ったかは達眼を使えば分かる。

壁の中へ潜ったとは言え、壁を達眼で見ると中に大きな魔力がある事がある。

ダンジョンの壁の中は魔石が入っていたりする為小さな魔力が無数にあったりはするが動かない。

それなりの大きさの魔力が壁の中を動いていたらそれは間違いなくキングゴーストである。

その大きな魔力は光属性の魔法を嫌い、俺と皆の距離の間の壁まで移動し出て来た。

俺は好機だと感じた為キングゴーストに近付いてみた。

すると流石Lv.555だけあって俺の気配を直ぐに感じ取ったようで俺の方へ振り向いた。

先制攻撃とばかりに手に魔力を貯め始めた。

俺は高速移動でキングゴーストの前に立ち、キングゴーストを見上げた。

近くで見たキングゴーストは浮いているとは言え10m以上もある巨体だ。

丸みを帯びた体格で手が左右に付いており、白みがかった透明な物質である。

俺の急接近に驚いたような表情をし、俺から距離を取ろうとした。

俺は統率者を発動させキングゴーストに話し掛けた。


「お前俺の仲間になれよ」


「インフォ/スペシャルスキル:統率者を発動しました」


するとキングゴーストは手に貯めた魔力を散らせると何かに抵抗するようにもがき始めた。

ゴーストロードと言う称号を持つキングゴーストはコマンダーゾンビ程すんなり配下には下らないようだ。

その間にも皆はスピリットファイアと戦っていた。

スピリットファイアは名前の通り火属性の魔法を得意とする。

レベルがレベルの為皆の相手にはならないが倒せど倒せど次から次に湧いてくる為労力を使うようだ。

それもこれもキングゴーストのスペシャルスキル:ロード(主君)のスキル効果なのだろう。

俺の統率者は魅了とリーダーが統合されている。

カリスマと言う言葉と似ているような所があるのかも知れない。

その点ロードは主君と言うようにボスと言う言葉がぴったりのスキルなのだろう。

師匠からスキルの事は多く教わったがそんな師匠ですら全てのスキルを熟知している訳ではない。

スキルはこの世界に多く存在しており、全てを把握するには達眼を持ち、超感覚を持ち、鑑定をすり抜けるて見るスキルが必要だ。

今の所鑑定拒否をすり抜けるスキルは見た事がないと師匠も言っていた。

結果世界の全てのスキルを熟知するのは不可能と言う事になる。

だが師匠は「私は見つけられなかったが世界にはそんなスキルを持った者がいるかも知れんな」と言っていた。

可能性はゼロではない。

ただ達眼でする鑑定は独特の嫌な感じがある為、多感を持つ者であれば鑑定されている気配は直ぐに感じられる。

鑑定拒否をすれば見られる事はない。

だがもし鑑定している事を悟られずに見るスキルがあれば…そんなスキルを持つ者が仲間にいたら最強だなと俺はふとその時に思った。


そして数分キングゴーストが俺の統率者の浸食と葛藤した結果、キングゴーストは俺の配下に下った。


「よし!いい子だ」


俺は皆に声を大きめにして伝えた。


「こっちは終わったぞー!!」


するとスピリットファイア達も戦意を失ったようで四方八方にボス部屋を出て行った。

皆が武器を収め俺の方へ歩いて来た。

そしてシーナがキングゴーストを見ながら口を開いた。


「で?新しいペット?」


「ペットなんて言うなよ。仲間だ」


「そいつ戦わせたら多分相当強いよ」


「だろ?俺もそう思ってさ。これはおばけ部隊リーダーにしてコマンダーゾンビはアンデッド部隊を任せようと思うよ!」


「何でもいいけど楽しそうね。まぁいいわ。80階層に下りましょう」


何だか冷たい感じはしたが俺は気にしない事にした。

何故ならキングゴーストを仲間にしたのだから。

やはり統率者はチートスキルなのかも知れないな。

師匠もこのスキルを持った人間と出会ったのは初めてだと言っていた。

魔族も魔物も人間も関係なく魅了し統率する力。

自分よりもレベルの低い者には関係なく効果がある。

だがそれはどんなスキル持ち、称号持ちでもなのだろうか。

このスキルの盲点はないのか。

俺達がそれを知るのはもう少し先の話しだ。

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