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45.War ready

更新遅くなりすみませんでした。

ブクマして下さる方もいらっしゃり、更新する度にポイントは増えています。

本当にいつもありがとうございます。

今回はRick ross feat.Young jeezyのWar readyと言う曲をバックナンバーに読んで頂けると雰囲気出るかも知れません。

これからもよろしくお願い致します。

王宮内の一室に大臣と家臣、この国のそれなりの地位に就く物が集まっていた。


「どうするのだ!まだ王子に王位継承は難しいぞ」


「やはりここは王子が成長されるまで他の者が代理で務める方が…」


「誰がするのだ!その代理は!」


「まだ代理を立てると決まってはおらんぞ?」


「ではどうするのが良いとお考えか!」


場は重い空気となっていた。

と言うのもこの国の王、ラムセス・エジファトは毒殺されたのだ。

回復魔法を使える魔法使いも間に合わずそのまま王は亡くなったのだ。

それから最初に疑われたのは毒見役の者であった。

だが毒見役は切り分けられた露店の飯を食べただけ。

王が口にした露店の飯には触れてもいないのだ。


次に疑われたのは露店の飯を切り分けた者。

名をイムホテプ。

30代後半位の年齢の衛兵で特徴は灰色の目、スモーキーブラックの少し長めの髭。

あとは他の衛兵のように同じアーマーメイルを着ている為、その位の特徴しかない男である。

だがその者に毒らしい持ち物はなく、切り分ける所を露店飯を買って来た大臣が見ていた。

となると毒を盛ったの露店しかなくなるのだ。


王宮側は直ぐに露店へ衛兵を向かわせた。

だが、昨日まであった露店は姿を消し、どこに行ったのか捜索が続けられていた。

急な国王の他界。

王宮内は蜂の巣を突いた様な状態となっていた。


話しは国王が一人の大臣へ平民街へカレーセットを買わせに向かわせた事に遡る。


大臣は正直面倒だと思っていた。

この大臣の名はジャファー。

ひょろっとした痩せ型の40代後半位で髪は長髪でウェーブがかかっており、白髪が交じっている王に使える大臣の一人である。

彼は貴族主義で実家も貴族。

その為王都でしか行動はしておらず、平民などの下々の民を毛嫌いしていた。

その為平民街に殆ど足を踏み入れた事もなかった。

そこで買い物をするなど、野良犬に飯をやるような物だと思っているのだ。

その重い足を引きづって平民街へと来た。

しかもその露店は街の端だと言う。

重い気持ちになりながら露店へ向かった。


その頃トゥキーはと言うといつも通り露店でカレーナンセットと肉串を焼きながらその傍ら仲間を集めていた。

すると見慣れない格好の男が露店の商品を買い求める客の列に並んでいるのを見つけた。

トレシアスク屋台はそれなりに人気の店となっており、昼を過ぎても客が列になる程の人気があった。

その男は綺麗な着物を着ており、首と手首には綺麗な宝石の付いた装飾品を見に付けていた。

どこからどう見ても貴族だ。

いや、身なりから言って貴族以上の身分の者だと俺は判断した。

その客が最前列に並ぶと俺は声を掛けた。


「お兄さん見ない顔だねぇ。貴族街の人かい?」


「無礼者!私は大臣だ!言葉に気を付けろ!」


まさか大臣が釣れるとは思っていなかった為、俺は一瞬驚いたが直ぐに平常心を取り戻し言葉を続けた。


「それは大変失礼いたしました。こんな所までご足労頂けるとは光栄でございます」


「ふん!王の命令でなければこんな所来るか」


「え!?国王様の命令なんですか!?」


「そうだ!この露店の飯が平民街で人気だそうだと話したら食いたいから買って来いと命じられたのだ。全く…そんな話しするべきでなかった」


俺はチャンスだと直感した。

ここで毒を盛って王を殺す事が出来れば国を落とす事など容易い。

指揮官をなくした国など首のない蛇みたいな物だからだ。

俺はナンに毒を盛る事にした。

ナンと言ったら一番に想像する形は片方が小さく、片方が大きい楕円形のような形を想像するだろう。

俺の店でも同じ形に作っている。

そして偶然ではあるが、店は客の目線よりも少し高めに作られている為俺達の手元は客からは見えない。

俺は出来あがったナンの大きい方にポイズンの魔法で毒を付着させた。

俺は既にポイズンの魔法を使えるようになっていた。

勿論その上のポイズンレインもだ。

そして王へ出すのだからと良く洗った大きな木の葉にナンと鉄の容器に入れたカレーと肉串2本を包み、大臣に渡した。


「お代は結構でございます。国王様に食して頂けるなんて光栄でございますので」


「ふん!当たり前だ」


そう言うと大臣は商品を持ってその場を去って行った。

俺はイムホテプに知らせを出した。

イムホテプ。

灰色の目、スモーキーブラックの少し長めの髭の衛兵だ。

こいつは衛兵で貴族出でありながら貴族のあり方に不満を抱いていた。

実家が平民街に近かった為、子供の頃から平民の友達が多かった。

両親は優しい人で平民の子と遊ぶ我が子を咎めたりはしなかった。

だが周りの貴族は違った。

人の子なのに文句を言って来たのだ。

貴族の子が平民と遊ぶな、貴族らしくしろ、平民に優しくするな…などなどだ。

それだけに留まらず他の貴族は両親にまで文句を付けて来た。

イムホテプは貴族でありながら貴族が嫌いだった。

そんな彼に俺は統率者を使用して仲間にしたのだ。


そして便りをスパイディに渡してイムホテプに届けるよう伝えた。

内容は「うちのカレーセットを大臣が王の代わりに買いに来た。ナンの大きい側の方に毒を盛った。毒見があれば小さい方を毒見させろ」と。

そして事情をシーナとスーカに伝え、在庫切れと称し店を直ぐに閉めた。

俺達は急いで貧困街に向かい、ジョシュに事情を話した。


「全く何を考えてるんですか!?そんな事を単独でするなんて」


「いやぁ、だってチャンスじゃん」


「だからと言って相談なしでする事ではないでしょ!」


「すまん。でもやっちゃったし多分上手くやってくれるだろうから成功すると思うぞ?」


「あなたって人は…わかりました。もう後戻り出来ません。直ぐに反王国軍を集めましょう。戦の準備に皆さんも取りかかって下さい。あ、この急展開を招いたのはトゥキー様ですから、文句は彼にお願いします」


そういうとジョシュはそそくさと部屋を出て行った。

残された皆の視線が俺に集中する。


「…悪かったよ」


「まぁ過ぎた事だから仕方ないよ」


と悪びれる俺にシーナが答える。


「そうだな。うちのリーダーはトゥキーだ。俺達は大将のした事のサポートをすればいい。な」


とレイが皆に同意を求める。

皆うんと首を縦に振り、少しの笑顔を見せてくれた。

俺は素晴らしい仲間に出会えたのだと改めて実感したのだ。


「所でお前はこれからどうしようと思うんだ?」


とレイが俺に質問する。


「多分…いや、8割位の確立でこの暗殺は成功する。仲間を集めて王の死に合わせて突入する。先頭を切るのはあいつらを使おう」


「あ、あいつら使うのか…それは俺達の出番なくなるんじゃないか?」


「そうかも知れないが楽に仲間を失わずに勝てるならそれがいいだろう」


「それはそうだが…」


俺は一つの企みがあった。

それをそれとなくレイに話すと何を使おうとしているのか直ぐに理解出来たらしい。


「ねぇ、トゥキー。本当にあいつら使うの?」


「ああ」


「うーん…」


シーナも何をしたいのか意図を察したらしくレイと同じようにどうしたら良い物かと考えている。

俺の考えは間違っていないと思っている。

問題は見た目の話しだ。

死者が出ないのであればそれに越した事はない。

それに越した事は絶対にないのだ。


それから2時間も経たずにスパイディがイムホテプの報告を持って戻って来た。

内容は「王死す」の3文字だった。

毒殺は成功した。

その報告をジョシュにすると更に慌ただしくなった。

村や町、ギルドに貴族から唐突過ぎるとお叱りを受けたのは言うまでもない。

皆準備が途中であった為応急処置として足りない武器は俺がサンドの魔法で生成した鉄棒や鉄槍で間に合わせた。

勿論攻撃力増強の付与位は付けてやった。

そして集まった人数、約1200人。

数ではまだまだ王国軍には劣る。

だが相手は首のない蛇。

倒すのは容易い。

先ずは闘う気のない国民を俺達は家から出ないよう伝えた。

これから戦争が起こるから…と。

そして平民街の中央通り、王都へ上がる階段の下に約1200人が集まった。

このエジファト王国の国旗にバツ印を付けた旗をはためかせ。


その情報は直ぐに王宮に伝えられた。


「何!?このタイミングで反乱軍が現れただと!?」


「何てこった…」


「今はタイミングが悪過ぎる」


王宮は更に蜂の巣を突いたような事態となっていた。

そんな時、国旗にバツ印を付けた旗を背中に差した一人の男が王都へ上がる階段の上に現れた。

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おさらいです。


LV. 105 称号:キラー


ファインスキル:高運


ファインスキル:平安+3


クールスキル:多感+2


クールスキル:専心+2


クールスキル:枯渇耐性(旱魃耐性から進化)


ファインスキル:怒り+3


クールスキル:恵眼+2


クールスキル:生産+3


クールスキル:延命+2


クールスキル:非凡+4


クールスキル:音速+3


クールスキル:極魔法+4


クールスキル:毒無効+3


ユニークスキル:知将


ユニークスキル:付与


スペシャルスキル:環境耐性(冷感遮断と熱遮断が統合)


スペシャルスキル:身神


スペシャルスキル:御神体


スペシャルスキル:統率者


スペシャルスキル:解析


リミテーションスキル:闇煉獄ダークパーガトリー


【魔法】


・ファイアー【完・無】・ウィンド【完・無】・コールドブレス【完・無】・ウォーター【完・無】


・サンド【完・無】・トーチ【完・無】・リーフ【完・無】・サンダー【完・無】・ダークネス【完・無】


・ポイズン【完・無】・ファイアーブレス【完・無】・ウィンドカッター【完・無】・ウォーターウェイブ【完・無】


・フラッシュ【完・無】・サンドウェイブ【完・無】・ポイズンレイン【完・無】


・ヴァインウィップ【完・無】・ボルトショック【完・無】・ダークスクリーン【完・無】


・メテオライト【完・無】・アイスブリザード【完・無】・リカバリー【完・無】・ヒーリング【完・無】


・ウエイトグラヴィティ【完・無】・ウォーターブレイド【完・無】・ダークネスホール【完・無】


・ホーリーフェイバー【+4・無】・ロックブリザード【完・無】・シャイニングレーザー【完・無】


・トールズレイジス【+2・詠】・ダークメテオライト【+2・無】

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