38.ダンジョン攻略。その後
更新遅れてすみませんでした。
最近お仕事が忙しく、中々小説を書く時間が取れません。
ですが出来るだけ更新して行きます。
これからもよろしくお願い致します。
「声/Lv.105になりました。ファインスキル:旱魃耐性が進化。クールスキル:枯渇耐性になりました。クールスキル:多感+2になりました。クールスキル:専心+2になりました。クールスキル:延命+2になりました。クールスキル:音速+3になりました」
俺のレベルやスキルが上がった事をインフォが告げる。
それと同時に聞き覚えのある声が聞こえて来た。
「やぁ!やぁ!やぁ!おめでとう諸君!これでダンジョン攻略だよー!長かったね!辛かったね!僕はずーーっと君達の事見ていたからわかっているよ、その苦労。トゥキーは鬼だったね。クリンはヘタレだったね。アレンもスーカも弱かったね。レイとシーナは…まぁいいや」
「いや!コメントなしかよ!」
ナキールの調子のいい言葉にレイがつっこみを入れる。
「何はともあれ君達はとっても強くなった!僕も鼻が高いよ!」
「お前は何もしてないだろ」
「何だよレイ!いちいちいちいちー!」
「レイって呼ぶな!」
「ああ、はいはい。そこまで!レイもあんまり構わないの!」
とナキールとレイの口論にシーナが割って入る。
レイは見えてないからナキールにつっかかれるんだろうが、俺からはナキールのステータスが見えている。
【種族名】堕妖精
【個体名】ナキール・シュバイツェン
【Lv】437
【称号】ダンジョン管理者
そして俺は口を開いた。
「なぁ、ナキール。このダンジョンはお前が作ったのか?」
「そんな訳ないじゃん!僕にはこんなダンジョンを作れる生産スキルは持ち合わせていないからね。前々々魔王の手下が作ったのがこのダンジョン!色々あって僕が管理者を任されたって訳。ここまでOK?」
「ああ」
「うん。このダンジョンはね、要は修行場って感じの扱いに当時からなってるんだ。それはもうダンジョン攻略を目指して入って来る人間や獣人はいっぱいいたけど200年前位からぱったりと人が来なくなった。最後に来た奴なんて会話する前に蜘蛛の魔物に食べられちゃった。あっけない終わりだったよ。このダンジョンが出来て既に400年以上。
未だ誰も成しえなかったダンジョン攻略を君達がやってのけたって事さ!これは快挙だよ、本当に!」
かつては神殿のような所から転移していたのか、それとも都だったのかはわからない。
だが恐らく200年前にこのダンジョンへの転移陣があった都市は滅びてしまったのだろうと推測出来た。
「で、俺達が攻略した事でこのダンジョンはなくなるのか?」
とナキールにレイが質問した。
「いいや?なくなったりしないさ!これからも運用していくよ!」
「ボスがいないのに?」
「ねぇ、レイ。ボスが倒される事を想定していないとでも思う?此処ダンジョンだよ?確かにサンドラは唯一無二のダンジョンボスだけど、変わりはいるんだよ!本当レイはおバカさんだねー!」
「は!?」
「レイ!」
とレイを小馬鹿にするナキールにレイが怒り、シーナが止める。
「俺も薄々感じてたんだが、魔法書があったり魔物図鑑があったり魔剣術書があったりしたのは何となくもっと強くなれって言われている気がしたんだ。もしかしたらこのダンジョンって人を強くする為に作られているのかなってな。恰好の修行場だと思ってたんだが…やっぱりそういうダンジョンだったんだな。お陰で強くなれたよ。これで俺達は先に進める。楽しかったよナキール。それじゃ俺達を地上に戻してくれ」
俺がそういうとナキールが不敵な笑みを浮かべて言う。
「ダンジョン攻略の特典がこれだけだとは思ってないよねぇえ?トゥキー」
「まだ何かあんのか!?」
とレイがナキールの言葉に反応する。
「勿論さ!ダンジョン攻略の特典!
先ず第一にこのダンジョン攻略以外はもらえない魔法の付与だよ!
名を「闇煉獄」。
ダークネスの黒煙が周囲を包み、黒煙に包まれた者は皆何処からともなく攻撃を食らってしまう。
一発ではなく何発も何発もだ。
その威力は術者の魔法スキルと比例して大きくなる。
魔法スキル完ストしている者が使えば威力絶大さ!」
「ちょっと待て!それ魔法使いだけが得だし、闇系の魔法使えない奴は使えないじゃないか!」
とレイがナキールに抗議をする。
「言ったでしょ?これはこのダンジョン攻略した者のみに付与される魔法なんだ。得意不得意は問題にならないんだ。こういう特殊な魔法をリミテーションスキルって言うんだよ!それに特典はこれだけじゃないよ?勿論魔剣術士用の魔法もあげれるからね!魔剣術士用に付与する魔法。
その名も「静界煉獄」。
これを使うと時が数秒間止まる。
術が解けるまで何発でも相手に攻撃を当てる事が出来る。
だた数秒間である為、術者のスピードスキルやパワースキル、魔法スキル、ありとあらゆるスキルによって攻撃力、攻撃階数と言うのは決まって来る。
術者によって一発も攻撃出来なかったりもするって事だね!
難しく言ったけど簡単に言ったら時を止めるリミテーションスキルって事!」
その説明を聞いてレイとシーナが顔を見合わせる。
「何か…足の速さ鍛えておいて良かったよな」
「うん…そうだね」
同じ魔剣術士同士思った事があったのだろう。
するとナキールが再度口を開く。
「ではこれよりダンジョン攻略特典付与を行いまーす!皆様私を囲むように円になってくださーい!」
俺達はナキールが言うようにナキールを囲んで円になった。
「付与魔法!グラントスキルズ!」
そうナキールが言うとナキールの腰に下げている魔袋から緑色のキラキラした光と水色のキラキラした光が飛び出し俺達の体内へ消えて行く。
魔法使いには緑の光、魔剣術士には水色の光と言った感じだ。
「はい!リミテーションスキルの付与完了!次は特典の物品付与だ!」
「物ももらえんのか!?」
「勿論さ!何せダンジョン攻略に褒美がなきゃ誰もこんな危ない所に入らないって!ダンジョンには夢があるから皆入って攻略を目指すんだよ!夢のないダンジョンになんて入りたくもないだろ?」
「確かに」
レイの質問にナキールが答え、珍しくアレンが納得した声を出す。
「そういう事だからさ!持ってけ泥棒!」
そういうと腰の魔袋に手を突っ込み何かを掴んで引っ張り出す。
出て来た物は大金貨の山と金銀財宝、武器などの装備品であった。
皆あまりにも大金だろう大金貨の山と金銀財宝、普通ではないと感じる程の装備品。
町で売ったら数万、数十万するだろうと容易に推測が出来た為、皆驚きの顔で口をあんぐりと開けている。
「以上だよー!これ魔袋に入れたら地上に戻してあげる!ささ!早いトコ仕舞っちゃって!」
俺は言われるがまま魔袋に特典の物品を仕舞う。
「よし!準備オッケーだね!それじゃあ地上に戻すよ!こっち!付いて来てー」
俺達はナキールに言われるがまま部屋の奥へと行き、階段を一つ降りる。
降りた先には小さな部屋があった。
大体6畳と言った所だろうか。
その部屋の中心には魔法陣が描かれており、青白い光を発している。
「あの魔法陣の上に立って少し魔力を流し込んでやれば君達が転移した魔法陣の所に出れるよ。あ!あとここでは1年?2年?位いたと思うけど、地上では君達が転移して2、3分しか経ってないから安心していいよー」
「なぁ、ふと疑問に思ったんだが生産系のスキル上げるとダンジョン作れるのか?」
と俺は疑問に思った事をナキールに聞いて見た。
「生産スキルだけじゃ難しいかな。付与も必要だし、ユニーク、スペシャルそれぞれ必要だよ。何?ダンジョン作りたいの!?」
「いや、聞いてみただけだ」
「なーんだ!ダンジョン作くれるようになりたいのかと思っちゃったよ!まぁまだまだ修行が必要だね。それじゃあ名残惜しいがそろそろお別れだ。サンドラが言った事、少しは覚えていてくれると嬉しいな!僕も少しはそう願っている中の一人ではあるからね」
調子のいいナキールが初めて見せた、少し悲しげな表情だった。
「ああ」
俺は短く答える事しか出来なかった。
俺達は青白く光る魔法陣の上へ立った。
「また会おう!勇敢な冒険者達よ。そなた等に祝福あらん事を!」
そういうとナキールは魔法陣に魔力を流し込んだ。
青白い光は更に強くなり、俺達の意識は一瞬途切れた。
気付くと俺達が最初に立っていた遺跡の石板の上だった。
周りを見渡すと乗って来たラクダもいた。
「こっちは1年と数ヶ月ぶりなのに全然来た時のままだな!」
「本当だね!何かタイムスリップしたみたい!」
とレイとクリンが不思議そうな顔で辺りを見渡す。
「帰るか」
俺は皆に声をかけ、そのまま元いた街に戻った。
何も変わっていない街は今日もそこにあった。
「帰って来たな」
「ああ」
レイの懐かしいような声に俺も賛同する。
「行こう。僕達の家へ」
そうアレンが発言すると皆がうんと首を縦に降る。
俺達はダンジョンを攻略して街へ帰って来た。
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おさらいです。
LV. 105 称号:冒険者リーダー
ファインスキル:高運
ファインスキル:平安+3
クールスキル:多感+2
クールスキル:専心+2
クールスキル:枯渇耐性(旱魃耐性から進化)
ファインスキル:怒り+2
クールスキル:恵眼+2
クールスキル:生産+3
クールスキル:延命+2
クールスキル:非凡+4
クールスキル:音速+3
クールスキル:極魔法+4
クールスキル:毒無効+3
ユニークスキル:知将
ユニークスキル:付与
スペシャルスキル:環境耐性(冷感遮断と熱遮断が統合)
スペシャルスキル:身神
スペシャルスキル:御神体
スペシャルスキル:統率者
スペシャルスキル:解析
リミテーションスキル:闇煉獄
【魔法】
・ファイアー【完・無】・ウィンド【完・無】・コールドブレス【完・無】・ウォーター【完・無】
・サンド【完・無】・トーチ【完・無】・リーフ【完・無】・サンダー【完・無】・ダークネス【完・無】
・ファイアーブレス【完・無】・ウィンドカッター【完・無】・ウォーターウェイブ【完・無】・サンドウェイブ【完・無】
・フラッシュ【完・無】・ヴァインウィップ【完・無】・ボルトショック【完・無】・ダークスクリーン【完・無】
・メテオライト【完・無】・アイスブリザード【完・無】・リカバリー【完・無】・ヒーリング【完・無】
・ウエイトグラヴィティ【完・無】・ウォーターブレイド【完・無】・ダークネスホール【完・無】
・ホーリーフェイバー【+4・無】・ロックブリザード【完・無】・シャイニングレーザー【完・無】
・トールズレイジス【+2・詠】・ダークメテオライト【+2・無】




