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N.Yの最凶人物が異世界転生した結果  作者: KIT
ダンジョン編
18/113

18.アンデッド部隊

毒エリアのヒドラを倒し、60階のパンクトリウムと言うフロアボスを倒した一行。

新たなスキルを獲得した事によって、魔物を配下と出来る事がわかった。

パンクトリウムの子蜘蛛を仲間にした一行はダンジョンを今日も進むのであった。

相変わらずゴースト系やアンデッド系の魔物が出現するエリアが続いていた。

マップによると70階で中層は終わるらしい。

そしてお決まりの如く70階には中層のボスがいるらしい。

修練も兼ねて俺達はそのフロアの全ての魔物を討伐していた。

そのお陰で微量ながらレベルも上がっている。

そしてたまにある宝箱を開けては小銭が出たり、魔物図鑑みたいなのが出て来たりとそれなりに使えるアイテムを手に入れていた。


そんなこんなで進んでいると一つの考えが頭に浮かんで来た。

死霊兵がいたら便利なのではないかと言う考えだった。

アンデッド系は首を潰さない限り首を落としても死なないし、ゴースト系は光魔法でないと殺せない。

光魔法自体使える人間がこの世界にどれだけいるのかはわからないが、魔法を使える人間自体そんなに多くはないのだからその人数なんて言うのは高が知れている。

と言う事は死霊系の魔物の兵がいれば人からしても魔物からしても最悪なのだ。

最早このパーティでは上位種のゾンビウィザードやエビルゴースト、エビルシャドー、スカルウィザード位しかダメージをくらうような敵はいなかった。


先ずこのフロアで遭遇した変わった魔物を紹介する方がいいだろう。

先ずは俺と同じようなスキルらしき物を持った魔物と出くわした。

マップにも載っていたが、コマンダーゾンビと言うらしい。

このゾンビはアンデッド系や死霊系の魔物を統率するスキルを有するらしい。

その性でこいつと出くわすとそれなりの数のアンデッドやゴーストを引き連れているから面倒この上ない。


そして先程出て来た、ゾンビウィザード。

こいつは名の通りアンデッドの魔法使いで、途中で宝箱から頂いた図鑑に載っていた。

こいつの厄介な所は個体によって使える魔法の属性が違う所だ。

水系が使えたり、火系が使えたり、木系が使えたりとバリエーションは様々だ。

魔物なのに魔法が使えるってだけでも厄介なのに耐性のある魔法以外を使われると普通にダメージを受ける羽目になってしまうのだ。


そしてエビルゴースト。

こいつも図鑑に載っていた魔物。

エビルと付くだけあって邪悪な魔物だ。

好戦的で、しかも魔法も使って来る。

基本は闇属性と毒系の魔法を使って来る。

闇属性は光属性に弱い為、シーナが大活躍をする敵だ。


そしてエビルシャドーこれもエビルだけあって好戦的でやたら引き裂こうとして来る。

そしてこいつも闇属性の魔法を使って来る。

基本的には初級魔術と中級を多少と言った所だが魔法が使えるだけで面倒な事ではあるのだ。

シャドー系も光に弱い為シーナが活躍する。


そしてスカルウィザードだ。

こいつも骨化した魔法使いなのだが、これも個体によって使う魔法の系統が違う。


最早魔物であっても魔法を使って来るのが普通になって来た。

その厄介な魔物を全種ではなくても引き連れて、大軍を作っているのがコマンダーゾンビだ。


そこで俺は考えた。

コマンダーゾンビを仲間にしたらいくら兵隊が増えたとしてもこいつが統括してくれるのではないかと。

そこでスペシャルスキル:統率者の出番なのである。

俺は偶然出くわしたコマンダーゾンビに統率者を発動させた。

コマンダーゾンビが厄介な相手だとしても俺よりは劣る。

その為すんなりと配下に下ったのだ。

その数3体。

隊の数が疎らだった為、出くわしたアンデッド系の魔物を統率者で仲間にして隊に入れた。

そしてアンデッド部隊が1隊10体、計30体のアンデッド部隊が出来上がったのである。


「ねぇ、トゥキー。なんかもう…色々とおかしい事になって来てるんだけど」


とシーナが俺に苦笑いと浮かべながら話しかけて来る。


「まぁ、あって損はないだろ」


と返すと皆呆れたような視線で俺を見るのであった。


それから俺は65階から70階のゴーストやアンデッドを仲間にしまくった。

それはコマンダーゾンビがどれだけの数を統率出来るのかの実験も兼ねてである。

そしてわかった事はコマンダーゾンビでは20が限界と言う事だった。

それからもコマンダーゾンビを見つける度に仲間にしたが2体しか現れなかった為、現状の部隊は5隊である。

1部隊マックスまでアンデッド系を増やした末に俺達の前には100体のアンデッドがいた。


「いよいよおかしくなって来てねーか?」


とレイが話しかけて来る。


「うん…否定は出来ねぇな」


と返すと皆がジト目で俺を見るその視線が痛い。

実際自分でもやり過ぎた感は感じていたのだ。


ただ問題なのは、こいつらが前にいるだけで俺達の修練にはならないと言う事だ。

今の所俺達だけでもイージーな状況なのに、これだけ先頭が増えては何の身にもならないのだ。

こいつらを出し入れ出来る便利用品って作れないものだろうか。

いつもで出せて、いつもで携帯出来る魔袋的な物だ。

少し付与や作成を伸ばした方が良いかもなと思案するのだった。

いつもの半分ですみません。

体調不良でいつも程の量を書けませんでした。

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