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98.100階層ボス編①

更新お待たせ致しました。

書けてたのに更新作業をしてませんでした。

毎日暑いですが皆様お体には気を付けてお過ごしください。

バカデカイプールの中から現れたのは人型をした大きな巨人。

その体は全てゲルのような透明で背景が透けて見えており、全貌としては大きなモジャモジャロン毛のおっさんと言った感じだ。

右手には金属で出来た三叉槍を持っている。

こんな容姿をした魔物は一種類しか知らない。


「ポセイドンだ」


ポセイドンとは水生魔物の最上位種族。

前世と同じランク付けで別名海の王ポセイドンと言われている。

それほど出会うと厄介な魔人だ。

特徴としては体は水で出来ており、攻撃をしてもダメージを食らわないらしい。

ただ硬質な水で体が出来ている訳ではないらしく、攻撃力の高い攻撃を加えると破裂する。

ただ回復魔法なしで再生するらしいと言う情報は魔物図鑑に載っていた。

遥か昔から存在する伝説級の魔物のようだ。

さて、どうした物か。

そんな事を考えているとクリンが口を開いた。


「やっぱり超えて来たね。Lv.700」


その言葉に反応し、達眼を発動した。


【種族名】ポセイドン


【個体名】なし


【Lv】703


【称号】海王


【装備】


スチールトリアイナ


【スキル】


シンプルスキル:枯渇耐性+3


ファインスキル:頑丈+3


ファインスキル:平安+3


ファインスキル:高運+3


ファインスキル:痙攣耐性+2


ファインスキル:断熱性+2


ファインスキル:耐寒力+2


ファインスキル:槍術+2


クールスキル:耐久力+2


クールスキル:恵眼+2


クールスキル:多感+2


クールスキル:延命+4


クールスキル:専心+3


クールスキル:非凡+3


クールスキル:聡明


クールスキル:度胸+2


クールスキル:極魔法


ユニークスキル:神力


ユニークスキル:神速


ユニークスキル:水練


スペシャルスキル:無限修復


【魔法】


・ファイアー【完・無】・ウィンド【完・無】・ウォーター【完・無】・サンド【完・無】


・リーフ【完・無】・サンダー【完・無】・ポイズン【完・無】・ウォーターボール【完・無】


・ダークネス【完・無】・ウォーターブレイド【完・無】・ウォーターウェイブ【完・無】・コールドブレス【完・無】


・アイスブリザード【完・無】・トルネード【完・無】・ファイアーブレス【完・無】・ファイアーボール【完・無】・ピラーオブファイア【完・無】


・エクスプロージョン・リーフカッター【完・無】・ウィンドカッター【完・無】・サンドウェイブ【完・無】


・ボルトショック【完・無】・ダークスクリーン【完・無】・ライトニングストライク【完・無】・メテオライト【完・無】


・ウエイトグラヴィティ【完・無】・ダークネスホール【完・無】・ダークネスボール【完・無】・ロックブリザード【完・無】


・ファイアボルテックス【完・無】・トールズレイジス【完・無】・アイスロック【完・無】・ポイズンズォーン【完・無】


・ボトムレススワンプ【完・無】・エアーキャノン【完・無】・フラッシュフリージング【完・無】・ポセイドンズレイジス【完・無】


・セイスミックウェーブ【完・無】アーリーサマーレイン【完・無】


【魔槍術】


その結果がこれだ。

俺は率直な感想を口に出した。


「このスペシャルスキルが厄介だな」


スペシャルスキル:無限修復。

いつかのアイスゴーレムのように核があり、その周りに水を纏っている魔人だ。

核を攻撃しない限り魔力消費ゼロで無限に身体を修復出来るスキルだ。

このタイプはかなり戦いにくい。

全体的なスキルは左程強くはないがポセイドンと言う種族を考えると人のそれとは大きく異なる。

しかもダンジョンに入って初めて装備を持った魔物だ。

大層に槍のスキルまで持っていやがる。

これは苦戦しそうだ。

そんな事を思っているとクリンが口を開いた。


「僕が盾になるよ。後は皆頼んだよ!」


その言葉に皆腹を括ったのか顔の表情が引き締まった。

俺はクリンの肩に手を置き言葉を掛けた。


「頼むぞ」


「うん!」


クリンは返事すると強く地面を蹴って高速移動で足場を伝いながらポセイドンへ向かって行った。

その後を追うようにシーナも向かって行く。

俺達もここからではポセイドンまで距離があり過ぎる為高速移動で二人を追う。

およそ1km程あった距離をクリンが一気に詰めポセイドンの目の前まで行く。

クリンに反応したポセイドンは自身の武器、スチールトリアイナでクリンに突きを繰り出す。

そこまで動きは早くない。

クリンは軽々とその突きをジャンプで交しスチールトリアイナの上に着地するとそのままポセイドンへ走って行く。

それに反応したポセイドンは魔法を発動させた。

手元には魔法陣が発動する。

するとスチールトリアイナに電流が流れ込んだ。

するとスチールトリアイナへ流れ込んだ電流がクリンに伝い、クリンが関電する。


「ぐあああ!!」


関電したクリンはそのまま落下。

スチールトリアイナへ魔法を発動させたのだ。

俺はその瞬間先程のステータスの映像を思い出していた。

一番最後に【魔槍術】とあった事を。

そして改めて達眼で先程見逃した所を再確認した。


【魔槍術】


水圧突すいあつづき【無・詠】・水龍槍すいりゅうそう【無・詠】・風圧突ふうあつづき【無・詠】風龍槍ふうりゅうそう【無・詠】


炎魔突えんまづき【無・詠】・炎龍槍えんりゅうそう【無・詠】・木根突もくねづき【無・詠】・葉龍槍はりゅうそう【無・詠】


雷光突らいこうづき【無・詠】・電龍槍でんりゅうそう【無・詠】・氷柱突つららづき【無・詠】・氷龍槍ひょうりゅうそう【無・詠】


砂柱突さちゅうづき【無・詠】・土龍槍どりゅうそう【無・詠】・黒穴突こっけつづき【無・詠】・黒龍槍こくりゅうそう【無・詠】


黒水突こくすいづき【無・詠】・黒龍槍こくりゅうそう【無・詠】


魔法も極魔法で槍術も使えるらしい。

流石称号海王は伊達ではないようだ。

そっちに気を取らているとクリンが水溜りに落ちるその間にポセイドンの元まで到着したシーナがポセイドンの右足に光を纏わせた剣で切り付ける。

クリンは落ちながらシーナの姿を目にしたまま下の水溜りに着水する。

切られた右足は両断され、ポセイドンが身体のバランスを崩し倒れそうになる所をスチールトリアイナを杖代わりにして身体を安定させる。

その隙を突いて魔法使い達の出番だ。

アレンとスーカがポセイドンへ魔法を発動させる。


「エクスプロージョン」


「アイスブリザード」


ポセイドンの左腕にアレンのエクスプロージョン、右腕にスーカのアイスブリザードが炸裂する。

ドゴーン!っと爆発音の共にポセイドンの両腕が落ちる。

強度はない為簡単に両腕は飛び散る。

その攻撃に合わせクリンが上陸し、グレートアックスで右足を斜め一線に振り上げる。

ドーン!と言う音と共に水しぶきを上げポセイドンの右足も両断される。

残された胴体はそのまま着水。

辺りは静寂に包まれる。

だが俺達はスペシャルスキル:超感覚の一つ、鋭感を有している為ポセイドンの気配が残っている事を感じ取っていた。

その気配は下にあった。

俺は下に広がる水面を見た。

すると水中に大きな巨体が泳ぐのを辛うじて確認出来た。

そして皆に注意喚起をする。


「下だ!気を付けろ!」


こちらがポセイドンに気付いた事を悟ったのか、ポセイドンは魔法を発動させた。

極大の魔法陣が水面に現れ、水面からドーンっと言う音を立てながら圧縮されて硬くなった水柱や水滴が無数に下から上へ突き上げる。

これがポセイドンズレイジスだ。

鉄の塊すらも問題なく貫く威力を持っている。

だが俺達の装備は最低でもミスリル製。

強度が違う上に防御力はそれなりにある為上手く避ければどうと言う事はない。

だが打ち所が悪かった場合ダメージになる。

俺は足場の下にダークネスホールを発動させ、ポセイドンズレイジスの攻撃を防ぎながら次の手を考えていた。

ポセイドンの身体は透明だが普通の水と比べると少々光の屈折具合が違うようで大きな巨体が辛うじてわかる。

その右胸辺りには心臓のような核があり、核を覆うかのうように四角い身体とは違う見え方をする物で覆われている。

推測ではあるが核の周りだけとても強固な液体で守っているのだろう。

するとシールドでガードをしながらクリンが核に向かって落ちて行き、核に向かってアックスを振り下ろした。

ドーン!と音を立て水しぶきが上がりポセイドンズレイジスは消える。

だがダメージを負わなかったのかポセイドンは水中からスチールトリアイナでクリンを突く。

水圧突を発動させたスチールトリアイナの威力は抜群でシールドでガードしたクリンはそのまま10mちょっと上空へ飛ばされる。

その間にシーナも水中の核に下降して行き、剣に光を纏わせ水中の核に向かって縦に一閃光の閃光を放った。


「聖刀流奥義 飛光閃ひこうせん

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