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憧れの…  作者: 黒田 雷
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消化する毎日

どうもコクライです。

復活しました。と言っても前もそんなに書いてませんでしたが、

また、再開できるように頑張ります。

投稿が不定期かつ遅くなると思いますが、気長に待ってくれたら嬉しいです。

文章がみじかいのは許してください。

前置きが長くなりましたが、楽しんでいただけると嬉しいです。

 あ、鳥だ。

授業中ふと窓の外を見ると白い鳥がスーっと何の障害もない空を飛んでいた。

しかし、青く透き通る空に浮かぶ真っ白い雲と重なり見失ってしまった。

カーテンがなびき、プリントが舞い、生徒は慌ててそれを抑えた。

その風は、透き通っていて俺とは異質な感じがした。

 帰り道、一人で歩いていると橋の影に落書きがされているのを見つけた。

道端にゴミが捨てられているのも見つけた。なんか俺と同じような雰囲気を出している気がする。

陰とでも言うべきだろうか。ならば光もある。

そして、光が影をつくるように光側の奴らも陰の奴らを作り出す。 

この世界はもっもと平等であるべきなのに光の奴らがそんなことするからバランスが崩れるんだ。

自分だけ光ろうとして他人が陰になろうと気にしない。そんなんだから駄目なんだ。

この世界がさらに良くなってこんなことがなくなれば俺はもっと幸せなのに。

光の奴らが俺を影にしなければもっと…もっと…幸せなのに…な…

俺がどうにかできることでもないし仕方のないことだ。

俺は何かしても何もしなくても変わらないはずだ。だから、俺は何もしない、何もしたくない。

 俺のただいまという声だけが玄関に落ちる。

暗いなか感と手探りで電気をつけ、冷凍食品のパスタを温め冷ましながらニ階の俺の部屋へと向かう。

制服から部屋着に着替えバックを置いて一階へ降りる。

四人用のダイニングテーブルで夜ご飯をササッと食べる。

シャワーだけ浴びて、また自分の部屋に戻り宿題を済ませて寝た。

 朝、耳に響くアラームの音で強制的に起こされ目を細めながら渋々起きる。

顔を洗って歯を磨くそして朝食を取りカバンを持って学校へ向かう。何回これを繰り返しただろう?

いつから目の前のことをただ消化していくだけになったのだろう?何も覚えていない。

ただ一つ確実なのは、俺はこのままでいいと思っているそれだけだ。

気がつくと下校の時間になっていた。不思議なことにほとんど覚えていないのにノートはとってある。

きっと、板書だけしてボーっとしてたのだろう。まぁ、そんなことはどうでもいいことだ。

そういえば、今日は金曜日だ。周りの奴らは異様にテンションが高い。

しかし、休日何もすることがない俺にとっては月曜も金曜も関係ない。

 土曜日の朝、午後8時00分に目を覚ましそれから1時間ほどボーっとしていたが、

流石にお腹が減ったので朝食をとった。それから着替えて散歩をすることにした。

どうせ暇だから、遠回りをしようと普段通らないところに行くことにした。

角を曲がり俺はふと、見覚えのないものを見つけた。

最近流行りの3対3のコートがあった。気が向いたのでちょっとだけ見ていくことにした。

13人とあまり多くはないが活気に満ち溢れている。みんな笑顔だ。夢中になっていた。

汗を流して全力で楽しんでいた。笑い声や応援の声、俺があまり聞かないような声ばかりだ。

なんか見ているだけで居心地がいい気がする。

ちょっと、本当にちょっとだけど鳥肌が立っていた気もする。



最後まで読んでいただきありがとうございました。

誤字や改善点があったら、教えていただけるとありがたいです。 

できれば、コメントや評価もよろしくお願いします。

次の投稿はいつになるかわかりませんが、また見ていただけたら嬉しいです。

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