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第20話  土曜はきっと良い日になる♡




突然ですが、私は今枕に顔を沈め悶絶しております。

「恥ずかし恥ずかし恥ずかし恥ずかし恥ずかし恥ずかしぃぃぃー!!!!」




何で私が家のベッドで足をバタバタしているかというと先ほどの……




『私の歌声を聴いて私のことを好きになって貰うためです!』


という恥ずかしい台詞を思い出したせいだ。




(あぁー!?何で私あんなこと言っちゃうかなぁ……完璧にいたい人じゃない!普通言わないよぉぉぉー!!!!)



香月さんにはコミ障じゃないと言われたけど……



「別にコミュニケーションが得意な訳じゃないのにぃぃぃぃー!!!!」




あれだ!話してるときは気づかないけど後から冷静になった時後悔しちゃうタイプだ!



前回もこんな風に激しく後悔した。


(フランス語で私の運命の人とか痛すぎるぅー!?なに!?狙った獲物は逃さない?私はどこぞのスナイパーか!)




まぁでもあの時は幸せ半分後悔半分だった。


あまりにも幸せ過ぎて失敗したことに気づいたのはクラスメートからラインの嵐が着たときだったけど。



(鳴り続けるスマートフォン……とっても怖かったなぁ)


それに次の日学校に行った時なんて周りから

「歌手だったの!?」「ファンです!サインください!」「あの……握手を…」という多彩な言葉で歓迎された。



親友の女の子は私がもみくちゃにされてるのを後ろでニヤニヤしながらお腹を抱えて笑っていた。

ゆるすまじ!


とゆうかここ数日まだそんな調子だ。

正直疲れていた。



それでですよ!疲れていた矢先にマネージャー負傷ですよ!もううわぁぁー!?って感じでした。



まぁでもそのおかげで香月さんとデートに行けるんですけど…………いけないいけない!また恋愛脳に傾く所でした!




(それにしてもデート楽しみだなぁ…えへへ♡)


少しでも気を抜くと私は先ほどからカレンダーの方を見てしまう。

見つめているのはもちろん♡で囲まれた土曜日だ。





「とゆうか私はこんなキャラじゃないのにぃぃぃぃー!?」



私は今の状況を見られたら反論できないが元々恋をするようなタイプではない!


今まで告白されたことは何度かあるが全て断っている。それは恋愛なんて人生に必要ないと思っていたからだ。



分かり易く示すと前は


「私に告白ですか……ごめんなさい来世で出直して来て下さい!」

とか言っちゃう娘だった。


今思うとえげつない……私が香月さんに告白してこれを言われたら死を覚悟します!



「今の私がこんなになったのは全部黎君のせいですね……えへへ♡」



人に恋するのは初めての経験だった。

吊り橋効果も少しはあるのだと思う。

だけど……今も続くこの胸の高鳴りは偽物なんかじゃない!





私はカレンダーを覗きながら早く土曜日がくることを願った。 


















「私がこんな乙女になったのは黎君のせいなんだから責任とってくださいね♡」







・・・・



その頃の香月は……




「ていってい!」 


「黎~何でデコピンするの!?」




恥ずかしい思い出を焼却するため咲良にデコピンを繰り返していた。



※この後何か勘づいた藍に尋問を受けました。  





to be continued!


ヤッハロー!サッシーでございます!


なんか勢いで新作書きますた【てへっ】

題名は【自称メイドが僕の日常を崩壊させる件(||゜Д゜)ヒィィィ!】です!

題名工夫しろって?深夜テンションで書いたらこうなった!

ネタバレはしませんが次からはラブコメになります!【何を言ってるかは見たら分かる!】


ではではサッシーの話が気に入った方はブクマと評価をお願いします!


追伸 ユニークユーザーがいつの間にか軽く10万超えてたので何かしたいな……案を誰かください!

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