第18話 進撃の歌姫
『香月さん…責任とってください!』
責任とってくださいか……言われたのは人生で二度目だがこんなに切羽詰まった言い方されたのは初めてだ。
でもまぁとりあえず……『香月さん?もしも~し香月さ……』
ブチッ…ツーツーツー
まぁ今切った言い訳をさせてくれ!
最近何かと巻き込まれているが僕は別に破天荒な人生を歩みたいわけじゃないんだ!
平穏無事なスローライフをおくりたい。
でもなぜだか今は破天荒な人生を歩んでる。……
そうつまり僕が平穏に過ごせないのはどう考えても周りのせいだ!
とゆうわけで僕はフラグはへし折るスタイルで行きます!
よし、このまま家に帰ろう!
僕が確固たる決意を抱き家路への一歩を踏み出そうとした瞬間…
「香月さんだ!?」
彼女の声が聞こえてきた。
おっと電話を切ったと思ってたがまだ繋がってたようだ。
最近忙しいせいで注意力が散漫なようだ。気をつけよう!
僕はポケットの中にあるスマホを操作し電源を切った。
これでよ「香月さん、私ですよ!」
いやな予感がする。具体的に言うと今さっきまで電話口にいた少女がすぐ近くにいるような…
あれだよ…きっとオレオレ詐欺の親戚の私私詐欺だよ、うん!
「香月さ~ん、止まってください!」
足音がする。平穏を掻き乱す狂おしい歌姫の声が僕の耳元で残響する。
世間の人々は逃げちゃ駄目だって言うかもしれない……でも僕は
逃げるは恥じだが役に立つと思う!
後ろを振り向かず沈みゆく夕日に向かって全力疾走。
僕を止められるものなら止めてみやがれぇ-!
何人にも止められぬわぁー!
「止まらないとマスコミにあることないこと報道しますよ!」
……マスコミには勝てなかったよ
沈みゆく夕日と共に僕の心も沈んでいった。
to be continued!
予定がずれてすんません!
こっちの方がはやく書き終えたんや…
てなわけで妹が勇者急ぎたいと思います!
サッシーの話がはやく見たいかたやる気を上げさせるためにブクマと評価をお願いします!
追伸 足がいたいなかの運動はやばい!




