第11話 恋する歌姫【前奏曲】
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ではでは、サッシーはデアラの映画見返してくる!
今日は皆大好き日曜日!
多くの学生は、部活や勉強そして日々の疲れをとる癒しの日だ。
そして僕は最近い・ろ・い・ろあったせいで今日はゆっくりしようと思ってたんだけど……
僕は今なぜか見知らぬ女の子と一緒に町を歩いてます。
「香月さん、次は何処に行きます?」
「いや、僕はも【ゲームセンターがある!いきましょう!】」
「ちょっと待ってぇぇェエ-!?」
・・・・
ここ数日の日課となった、添い寝咲良を部屋から追い出すという仕事を成し遂げた後、僕は自分の部屋で睡眠という人類が使える最も有意義な時間を過ごしていた。
(最近は何かとドタバタしてたから今日ぐらいはいいよな……)
僕がそんな風に平穏を臨めば臨むほど、トラブルが逆に近づいてくる。
「ピンポン…ピンポンピンポンピンポンピンポンピンポンピンポン…………」
(今日は誰かと合う約束はしてなかったんだけどなぁ…それにこのチャイムの鳴らしかたは……)
鳴り響くチャイムの音、キレる藍、舌打ちをする咲良。
多分、きっとおそらく十中八九東華だろうなぁ…
別に東華が家に訪ねて来るのは別に何も問題ない。
僕自身、東華と話したりするのは、楽しいし!
でもここ最近はなぁ…
「私の黎に何しにきたのかな~?」
「お兄ちゃんには私とお姉ちゃんがいれば十分だよ!」
二人がなぜか怖いんだよなぁ……
『黎くん~!会いに来たよ~!ドアを開けて~!』
あっドアを開けなきゃ…
僕は確かな足取りでドアまで二人を刺激しないよう静かに歩いて行くと…
「「待って黎【お兄ちゃん】!!」」
凄い差し迫った顔で止められてしまった。
「その…そうだ黎!そういえば頼みたいことあったんだ!」
「そうそう!お兄ちゃん…えっと…あの私達が好きな歌手のCDを買いに行ってくれないかな?」
「歌手?」
「うん!名前は星野 梨花【ほしの りんか】。突如現れた歌姫、その素顔は誰も知らない!っていわれてる!」
「素顔をみしてないのか?」
「そうなのよ黎~!そのせいで気になって気になって仕方ないせいでついつい添い寝してしまって…ぐすっ」
「いや、咲良は調べようと思ったらいくらでも……まぁいいか……」
馬の耳に念仏だ。
きっと何回注意したって右から左に聞き流すだろう。
まぁそれを許しちゃう僕があまあまなんだろうけど……
「てなわけでお兄ちゃん頼んだよ!後でお金は払うから!」
「こっちは任して、あの第二婦人は抹殺しておきますね!」
正直いくつか不安要素は残るがキャットファイトに巻き込まれるよりはましだ。
二人に東華を任せ、僕は鳴り響くチャイムを聞き流しそっと窓から逃亡し、町中へと走りだしていった。
to be continued !




