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1話 冒険者ギルド

洞窟から出て20分ぐらい歩いてみるが・・・

気づいたことがある。


何っにもねぇ!

あるものといえば

木!木!木!

歩いても歩いても景色が変わらないんだよなぁ。

スキルで街でも探すか。


「ガイドマップ」


俺の前に3Dのマップが表示される。

転生特典の一つ《ガイドマップ》だ。

検索機能も確かついてたはずだ。

半径30kmの街を検索と・・・


「んー2つしかないな」


規模が大きいのは・・・

こっちか。

街というか都市みたいな感じだな。

要塞都市ラールっていうらしいし

美少女に出会えるといいなぁ!





のんびり歩いているとおおきな門が見えてきた。

要塞都市なのに検問とかはないらしい。

まぁ都市っていうからには沢山人がくるんだろうし

そんなことしてると日が暮れちゃうか。

門番さんに会釈を交わし中に入る。

取り合えず冒険者ギルドにでも行くか。

今までのこの世界での生活で把握済みだ。

マークは確か剣がクロスしてるみたいな感じだからすぐわかるかな。



おぉ、在った!在った!

登録料とかは足りるといいんだが・・・

カウンターは複数あるが適当なところでいいか。

素敵な営業スマイルを浮かべてる受付嬢さんのとこで。


「登録したいんだが」

「登録ですね、登録料として大銅貨3枚をいただきますがよろしいでしょうか?」

「あぁ」


ここでこの世界のお金について少し説明しようと思う。

この世界は下から銅貨、大銅貨、銀貨、大銀貨、金貨、大金貨、白金貨に分かれている

十枚で上の硬貨と同じ価値になる。

単位はタール銅貨一枚のことだ。

日本円にすると銅貨一枚10円といった感じだろうか。

なので登録料の大銅貨3枚というのは300円。

とても安い、お金がない駆け出しの冒険者のことをちゃんと考えている。


「はい、こちらが冒険者カードになります。紛失されますと、再発行代がかかりますので気を付けてくださいね」

「分かった」

「冒険者について説明をさせていただきます」

「冒険者は下からE、D、C、B、A、S、SSランクがあります。一般的に一人前といわれるのはCランクからですね、貴方様は登録したばかりなのでEランクとなります。

クエストは自分のランクに関わらず好きなランクのクエストを受注できますが、何が起きても自己責任でお願いします、又緊急時事態には緊急クエストというのが発令するので、何かある場合以外応じてくださいね、でないと罰金がかかりますので。

魔物の討伐記録はカードに記録されるのでよろしくお願いしますね」

「説明はこれぐらいになります」

「あぁ、ありがとう」

最後まで素敵な営業スマイルだったな。

でも好きなランクのクエストが受けられるのはよかった。

いきなり目立ってしまうな・・・フッ・・・(ドヤッ

まあSSランクのクエストなんてないか・・・

クエスト掲示板でも見るか。




Cランク依頼

オークの集落破壊

報酬

50000タール(大銀貨5枚)


Eランク

ホワイトウルフの散歩

報酬1000タール(銀貨1枚)




こんな感じだ。一番ランクが高い依頼でもA~Sぐらい.

そんなことを思っていると・・・


「伝令!伝令!」

といいながら騎士がギルド内に入ってきた

「なんだぁ?」とか「何かあったのか?」なんて声が聞こえてくる。

騎士は一枚の依頼をクエストを掲示板に貼ると足早に出て行ってしまった。


そのクエストの内容は


SSランク依頼

オグール帝国王都の近くに出現したダンジョンの制覇

ダンジョン難易度10

報酬

王直々謝礼 10000000000タール(白金貨1000枚)


・・・

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