14話 お披露目会 1
俺の魔法の開発が終わったのでルナを迎えに行く。
「ルナ、魔法開発は終わったか?」
「ん、さっき終わったところ・・・」
「じゃ、成果を見せ合うか。まずは俺からだな。あ、ルナ1ダメージだけ与えちゃうけど大丈夫か?」
「それぐらいなら・・・」
「じゃあいくぞ、《俺の経験値となれ!》」
この魔法名恥ずかしいから、ボソッと呟いた。
「これで1ダメージ受けてるはずだ」
ルナはステータスを確認すると・・・
「ちゃんと1ダメージ減ってる・・・」
よしよし成功みたいだ。
「この魔法は1~10000の間でダメージ量を選択して放つ魔法。手加減しなきゃいけない相手を間違えて殺しちゃったとかなったら洒落にならないだろ?」
「ん、確かに・・・」
さて次の魔法。
「次の魔法は、相手を部位単位で麻痺させられる魔法。ほら、俺が前使った《頭が高いわ!》ってのあっただろう、あれの応用版だ」
「古龍戦の・・・?」
「それそれ。効果を見せるためにもルナの右手に使ってみるな。《パラライズですよぉ》」
「・・・!右手だけ動かない・・・」
「だろ?そんな感じの魔法だ、《解除》」
「直った・・・こんな魔法創れるなんて、さすが」
「あんがとさん」
さて次の魔法。
「次いくぞ、今からやる魔法は・・・まぁ見てもらったほうが早いな。《死告鎌》」
巨大な鎌を持つ死神が出現した。
あ、ルナはこの魔法名に何にも反応しなかったからね?
中二病じゃないからね?
そこんところよろしく頼むよ。
ほんとに。
「おぉ・・・カッコいい・・・」
珍しくルナがキラキラとした目で死神を見つめている。
やっぱ自信作を褒められると嬉しいな。
「威力だけでなく、見た目にもこだわったからな」
「ん、この魔法・・・私もできる?」
「そうだなぁ・・・この魔法は死神を冥界魔法と神邪魔法、鎌を古代魔法で創っているから、鎌のところを古代魔法以外の魔法で創れば行けるんじゃないか?」
古代魔法以外なのはルナが古代魔法を持っていないからだ。
「ん、やってみる」
そういうとルナは、目を瞑った。
3秒ほどすると死神部分が出来上がった。
鎌はどうするんだろうか。
と思っていたらルーン文字に似た文字が浮き上がってきた。
ん?これ古代魔法じゃないのか?
ルナは使えないはずじゃ?
俺のものとそっくりな死神が出来上がった。
「ルナって古代魔法使えないんじゃ?」
「存在自体は知ってたけど・・・文献が古すぎて使用方法が全く分からなった・・・でもカエラのを見て使い方が分かった・・・」
確かにルナを鑑定すると、《古代魔法》が追加されいていた。
たった一目見ただけで使えるようになるとはさすがというべきか、末恐ろしいというべきか・・・
普通に国家滅ぼすレベルだぞ・・・
閑話休題。
最後の魔法。
「さて最後の魔法だ」
「ん、阻害、攻撃・・・次は防御?」
「ビンゴ、最後の魔法は防御系だ。じゃいくぞ。《禦氷塊絶壁》」
高さ10m幅50m程の壁が出来る。
「ん、絶壁」
「ルナ、攻撃してみてくれ」
「分かった・・・《星弾》」
すると空から一発の隕石が落ちてきた。
隕石は氷壁に触れると・・・
50cm程の罅を入れるだけにとどめた。
だが辺りの草は一本すら残っていない、それどころか半径5m程のクレーターが出来ている。
この威力の魔法で罅を入れることしかできないならかなり安心だな。
魔力をもっと込めれば強度も上がるしな。
「すごい強度・・・」
「だろ?次はルナが見せる番だ」
いやぁルナの魔法楽しみだな。




