13話 魔法開発をしよう!
翌日
窓から入ってきた日の光で俺は目を覚ました。
ん・・・?
・・・。
おい、ルナ・・・どう寝てたらこんな風になるんだ?
ルナは俺に足を絡ませて、腕を組んだ状態で熟睡していた。
なだらかな二つの膨らみや柔らかい太ももが俺を刺激する。
どこを刺激するのかって?
息子に決まっているだろう。
息子が「父上!おはようございます!」
と語りかけてくる。
いかん!!
このままでは息子が凶暴化してしまう!
「ルナ、ルナ、起きろ」
「んぅ・・・カエラ、おはよう」
眠そうにルナが言う。
「あぁおはよう、取り敢えずこの状態をどうにかしてくれ」
「ん・・・?」
ルナは少し考えるとこの状態について気が付いたようで・・・
「カエラのえっち・・・」
・・・理不尽すぎる。
そんなアクシデントもあったがとりあえず朝食を取ろう。
「やっぱ朝食は軽いほうがいいよな」
「ん、カエラの料理はおいしい・・・」
んーサンドウィッチでいいかな。
まずは卵サンドから。
最初にゆで卵を作る。
それでゆで卵の殻を剥く。
そして卵の上でチーズをスライスする。
次に卵を潰す。
最後に作っておいたマヨネーズと塩、砂糖、胡椒を入れてよくかき混ぜる。
これで具は完成だ、パンに挟んで卵サンドの完成。
ハムを挟んだものも何個か用意する。
「よし!完成だ」
「ん、簡単」
ではでは
「「いただきます!」」
モグモグ
シンプルながらもうまい!うん、卵の味付けがうまくいったな。
パンも柔らかくていいな。
「やっぱりカエラの料理はおいしい・・・」
「おう、ありがとう」
「「ごちそうさまでした」」
「謁見は明日だからな、今日一日何するか」
「魔法の特訓・・・」
「魔法の特訓か、いいんじゃないか」
まぁ実際俺はどんな魔法使っても似たようなもんだけどな。
新しい魔法とか創ってみるか。
ところ変わって帝都を出て少し行った平原。
ルナとは別れて終わったときに成果を見せ合うことにした。
まず、俺はステータスが高すぎる。
だからどんな相手にもオーバーキルすぎるんだ。
殺しちゃダメな相手を威力が高すぎて死んじゃった!何てなったら困るからな、固定ダメージを与えるような魔法を創ってみよう。
《創造魔法》で魔法を創るには魔法の効果を具体的にイメージしないとダメなんだ。
・・・。
固定ダメージをイメージするか・・・
んー何だろうなぁ毒をイメージするか?
それだと状態異常になりそうで継続ダメージになりそうだしなぁ。
固定ダメージか。
あ、ドラ〇エのメ〇ルスライムをイメージしてみよう。
「《創造》」
前世においてよくやっていたあのゲームを思い出しながら。
・・・。
・・・。
”新たな魔法が生成されました!”
よっしゃ完成だ、鑑定してみよう。
魔法名・《ちょ、おま、逃げんじゃねぇ!》
効果
相手の1のダメージを与える。
・・・。
魔法名はあれだろう、メ〇ルスライムに何度も逃げられた昔の俺の嘆きだろう。
問題は効果だ、メタルスライムをイメージしたから1しかダメージ与えられねぇ!
HP1しか減らねぇのかよ。
しかし、皆さんお忘れではないだろうか。
《昇華魔法》とかいうチート魔法を。
「《昇華》」
よし、鑑定だ。
魔法名・《俺の経験値となれ!》
効果
相手に1~10000のダメージを与える。(選択可)
なんということでしょう。
あんな弱っちかったこの魔法が匠の手によって、1万倍のダメージを与えられるようになったではありませんか。
10000ダメージってショボくね?ってみんな思ってないか?あれだからな俺とかルナとかがHPいかれてるだけだからな?
普通の相手だったらこれだけで致命傷になりうるからね?
てか魔法名《俺の経験値となれ!》って、ド〇クエでメ〇ルスライムをまわしげりで乱獲してた時の決め台詞じゃん。
恥ずかしいからやめてくれ。
いや、ほんとに、黒歴史。
閑話休題
固定ダメージのほかにもなんか魔法創るか。
創るっていうか改良版を創ろうかな。
《頭が高いわ!》の改良版。
まず相手を動けなくするっていうのは同じで、部位ごとに動けるか動けないかを分けれるような。
イメージは《頭が高いわ!》の時とおんなじで金縛りとおんなじ感じあれを部位的に受ける感じ。
「《創造》」
・・・。
・・・。
”新たな魔法が生成されました!”
よしよし、これでいいな。
鑑定しよう。
魔法名・《パラライズですよぉ》
効果
相手を部位単位で麻痺させる。(選択可)
俺が創った魔法、毎回魔法名ふざけてるよな。
うん、まぁ魔法名以外はいいんじゃないか?
次は攻撃魔法でも作ろうかな。
俺は攻撃魔法何でもいいんだが、見た目がカッコイイのがいいなって思って。
ルナの《焔氷華》みたいなやつ。
死神っぽいの出すみたいな魔法創ろうかな。
そうだな、冥界魔法と神邪魔法と古代魔法を混ぜよう。
冥界魔法で攻撃を受けないが攻撃をする死神の元となる瘴気を創り出して、それを神邪魔法で死神の形にする。それで鎌の部分を古代魔法で創り出したら完成だ。
うぉ、自分で創っといてなんだけどなかなか迫力があって怖ぇ。
発動するときは、何て言おうかな、《死告鎌》なんてどうだろうか。
中二病とか言ったやつ出てきなさい、先生は起こりませんよ(邪悪な笑み)
攻撃魔法はこれでいいかな。
あとは防御魔法だな。
俺を護るんじゃなくて周りの人を護るような範囲が広い防御魔法にしたい。
んー神水魔法と氷魔法と精霊魔法を使おう。
あ、なんで《神越水魔法》じゃなくて《神水魔法》を使うのかって言うと、前者はどうも合成魔法に使えないみたいなんだよなぁ。
危険すぎるから神が禁止したとかそんなかんじだろう。
それはさておき防御魔法創りだ。
まず氷魔法と神水魔法で壁を作る。なぜかこうすると強度が上がるんだ。
そして精霊魔法で氷の精霊と水の精霊に頼んでさらに強度を上げる。
よしよしこれでいいな。
名は《禦氷塊絶壁》。
さて、ルナの成果を見に行こうかな。




